バンコク(英語:Bangkok)はタイ王国の首都である。都市圏の人口は1,500万人を超えており、世界有数の大都市である。人種の豊富さだけで考えると東京を超えているかもしれない。
バンコクの儀式的正式名称はとても長い。
「クルンテープ・マハナコーン・・・・・・」と300文字は超えてるのではないかというくらいの長さ。
タイ国民はバンコクのことを「クルンテープ」と呼んでいたりする。街角の何気ない標識などにも書いてあることがある。クルンテープは「天使の都」という意味である。確かに天使がいっぱいいるような街だ。
世界的にもブームになっているほどタイの観光資源は豊富である。実際にMastercard 調査「2016年度世界渡航先ランキング」によると、バンコクの年間海外渡航者数は2147万人と、ロンドン、パリを抜いて世界1位!である。世界中から人が集まってくる魅力はいったいなんなのでしょうか。
バンコクには「昼」と「夜」の顔があり、それぞれの趣向で観光を楽しむことができる。
寺院やマーケットなどの観光名所も豊富である。
バンコクは世界三大性都の一つなどと言われるほど風俗産業が盛んであるため、夜の観光をメインに訪れる男性も多くいます。
また一方で、王宮や寺院、巨大マーケット、マッサージ、タイ料理などなど、女性をも虜にする魅力もある街でもある。
微笑みの国と言われるように、どこかおおらかでゆったりとした時間が流れているような感じのする国でもあります。
このように幅広い層に支持されているのがバンコクという都市です。
ここでは、バンコクでの観光を夜も昼も楽しむために
- バンコクの夜遊び
- バンコクの昼の観光
- バンコクのおすすめの食べ物
そして
- バンコクおすすめのホテル
をご紹介していきます。
バンコクでおすすめの両替所についてはこちらも参考に。
バンコクのエリアマップ
おおまかにバンコクをエリア分けするとこのような感じになります。
それぞれ明確に特徴があり、楽しめる観光もエリアによって異なります。
スクンビット
外資系企業がオフィスを構えていることもあり外国人が多い。日本でいうと六本木のようなエリア。
メインストリートの「スクンビット通り」を幹として、高級ホテルやレストラン、歓楽街などが立ち並ぶ。バンコク市内でも最も物価が高い部類に入る場所である。
「ナナプラザ」や「ソイカウボーイ」と言った有名なゴーゴーバーが集まっているのもこのエリアである。
カオサン
安いホテルやゲストハウスが集まっており、世界中から若者が集まってくるバックパッカーの聖地。メインストリートの「カオサン通り」は朝から晩まで人で賑わう。最近はタイ人の若い人も増えたようだが、8割以上が外国人で、半数が白人である。中国人もかなり増えた。まさに人種のるつぼで、どこの国にいるのか錯覚してわからなくなるほどである。
宿泊施設が安いがゆえに長期滞在者も多く存在する。外こもりという言葉が出てきたのもこのエリア。
近くにはワット・ポー、ワット・アルン、王宮などもあり、有名な観光スポットでもある。
シーロム
バンコクの中でも経済と観光の中心であるエリア。日本人街の「タニヤ」や外国人観光客で盛り上がる「パッポン」、ゲイの街「ソイ・トワイライト」など有名な歓楽街があり、それを囲むようにレストラン、ホテル、屋台が密集している。
プロンポン
プロンポンやトンローは日本人が多く住む高級住宅街である。スクンビット通り沿いでスクンビットエリアはすぐ隣である。
ソイ24、31、33を中心にレストラン、居酒屋、カラオケ、不動産など日本人向けサービスを展開しているお店が数多くあるのが特徴です。
バンコクの夜遊び
バンコクと言えば派手で豊富な夜遊びが挙げられる。昼間は普通の町並みでも日が落ちて暗くなってきた途端に想像絶するネオン街に変身する場所も少なくない。
世界中の男性を虜にしてしまうほどの街に、どんな夜遊びがあるのか紹介していきたい。
ゴーゴーバー
バンコクの夜遊びの中で主役と言ってもいいのが「ゴーゴーバー」。青やピンクのネオンで光る店の中に入ると、お立ち台で水着や下着の女の子が踊っている。あるいは裸に近い状態の場合も。
店内でダンスを見ながらお酒を飲み、女の子が隣に座って話し、交渉次第で店外に連れ出すことも可能。
バンコクにはスクンビットエリアの「ソイ・カウボーイ」「ナナ・プラザ」、シーロムエリアの「パッポン」が3大ゴーゴーバーエリアで、この3つに店舗が密集して営業している。いずれも外国人向けのエリアであり、ローカルの男性は入店できない店もある。
スティサンにはローカル向けゴーゴーバー店舗があるが、タイ語ができないと遊ぶのは難しいし、ローカル民とのいざこざに発展する危険性もある。
カラオケ(KTV)
別名「KTV(ケーティービー)」とも言う。日本でいうカラオケとは異なり、いわゆるキャバクラであるが、日本のキャバクラとも異なる点が、交渉次第で店外に連れ出せるという点である。日本人向けなので、日本語が達者な女の子も多い。しかし、中には英語も話せないという子もいる。
元々は、タイの日本人駐在員向けのサービスであるが、旅行者もタイに来てはカラオケに訪れるという人もいる。
もっとも有名なのは、シーロムエリアにある日本人街の「タニヤ」に数多くある。タニヤでは道に並んで客引きしているため、歩いているだけでも楽しい。
もうひとつは、スクンビット通りにあるプロンポンエリアのソイ24、31、33あたりに点在している。
マッサージ
いわゆるスペシャルマッサージというやつである。ノーマルなタイ式マッサージを行った後にスペシャルコースがある場合と、いきなりスペシャルコースになる場合の2パターンがある。女の子はピンクや緑の作業着を着ていたりするが、普通のマッサージ店との区別がぱっと見ではわからない場合もある。あからさまに際どいコスチュームを着ている場合は、スペシャルのお店と判断して間違いないだろう。
クラブ・ディスコ
タイのクラブシーンは欧米でも注目されているほど盛んである。音響や照明設備などもかなり充実している。
ロイヤルシティアベニューと呼ばれる通り沿いに多く点在している。他にもスクンビット界隈やカオサン通り付近にもある。
立ちんぼ
立ちんぼとは道で営業しているフリーランスの売春婦である。ナナプラザ前やルンピニー公園、テーメーカフェ前などに多くいる。中にはレディーボーイと呼ばれる美人のオカマもいる。
バンコクの昼の観光
昼に見るだけでも楽しめる観光名所が豊富なのがバンコクの長所でもある。
寺院
有名な寺院がいくつかあるが、ここでは代表的なものを取り上げる。
ワット・ポー
17世紀頃に建設されたとされるバンコク最古の寺院。境内には47メートルにもおよぶ大きな涅槃像が横たわっているので有名である。テレビなどでみてことがある人も多いのではないだろうか。
足の裏にまで曼荼羅模様がびっしりと入っていて面白い。
涅槃像の裏には、108の壷がならんでおり、備え付けのお金を入れていってちょうどお金が0になったら108の煩悩を消せるというゲンかつぎのようなものもある。
タイ古式マッサージの総本山であるワットポー・マッサージも併設されているので合わせて訪れたい。
ワット・アルン
チャオプラヤ川沿いにある「暁の寺」と呼ばれているワット・アルン。通称の通り、夕日とともに見るのがかなり美しい。対岸から食事をしながら寺を眺められるレストランもある。三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台にもなっている。
チャオプラヤ川を船で渡って行くのがちょっとしたアトラクションである。
建立時期は不明だが、少なくとも18世紀の時点では存在したようだ。
タイ式マッサージ
タイ=マッサージと言っても過言ではないくらい、タイ式マッサージは有名。タイ古式マッサージの総本山がワットポーに併設されているワットポーマッサージである。ここはスクールも展開しており、スクンビットなどにも校舎がある。
どちらかというと、バキバキに体をほぐしてくれるタイプのマッサージで、人と場合によっては痛かったりするが、終わった後は不思議と体が軽くなったように感じる。
マーケット
水上マーケット、ウィークエンドマーケット、線路マーケット、ナイトバザールなどなど、やたらと市場が多いのもバンコクの特徴。全て野外である。炎天下の中、広大な市場をめぐるのはかなり疲れるが、世界中のバイヤーが集まるだけのことはあり、内容はかなり充実している。
仕入れだけではなく、単純に観光ついでのお土産探しにも適していると思う。
ムエタイ観戦
タイの国技である「ムエタイ」。元々は戦闘術が発祥であり、今は格闘技となった。ジャンルとしてはキックボクシングに分類される。
ムエタイをスタジアムで観戦することができる。スタジアムではムエタイを対象に賭けが行われており、かなりの熱気。
何故か最後の試合はボクシングで日本人が登場したりする。
バンコクおすすめのレストラン
ソンブーン
プー・パッポン・カリーで有名な「ソンブーン」。プー・パッポン・カリーとは蟹・卵炒めカレーである。
カニの旨みとタマゴの甘み、そしてタイ独特のカレー風味が合わさったその味は絶品。一度食べたらハマること間違いなし。
量は選べるが少し多めなので、できればグループで訪れたいところ。
店舗は現在7店舗あり、サイアムスクエア、シーロム、サムヤンなどにある。
ソンブーン・シーフード(Sonboon Seafood)
公式サイト(英語):http://www.somboonseafood.com/
他のバンコクのレストランについてはこちらも参考にどうぞ
バンコクおすすめのホテル
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バンコクのおすすめホテルなら、こちらも参考にどうぞ。
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