バンコクまたは海外からパタヤへの行き方すべて

パタヤはバンコクの南東165キロほどのところにある特別市です。
バンコクから最も近いビーチリゾートのため欧米人を中心に毎日大勢の観光客でにぎわっている。


それぞれの都市と空港の位置関係はこの通り。

パタヤの近くにウタパオ空港があるので飛行機で海外から直接パタヤ入りすることも可能です。ただバンコクから陸路で行っても2時間程度、かつリーズナブルなのでバンコク経由をチョイスするのが一般的である。

ここでは主に下記4つのパタヤへの行き方をご紹介します。

  • バンコク方面からバスでパタヤへ行く方法
  • 同じくミニバス(ロットゥー)で行く方法
  • 同じくタクシーで行く方法
  • 海外から飛行機で行く方法

パタヤの夜遊び・観光詳細についてはこちらの記事へどうぞ

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バンコク方面からパタヤへ行く

恐らく、バンコク方面からパタヤへ行く人が最も多いでしょう。その場合、いくつか方法があり、また人の往来もかなりあるので、朝から晩まで頻繁に便があります。

先に比較表で結論をまとめておきます。

手段 早さ 料金 快適さ
バス ○2時間半 ◎100バーツ(330円)程度 ○広いとはいえないがリクライニングシートで足は伸ばせる
タクシー ◎2時間 ×1500バーツ(4,950円)程度 ◎エアコンも効いてるし、プライベートなので快適
ミニバス ○2時間半 ◎100バーツ ×せまい、暑い

バスでパタヤへ行く

もっともリーズナブルな金額でパタヤへ行くことができる方法。

バンコク方面からバスで行く場合は下記の4通りの場所からの出発となる。

  • スワンナプーム空港
  • エカマイ(Ekkamai東バスターミナル)
  • モチット(Mochit北バスターミナル)
  • サイターイ(南バスターミナル)

前日までどう過ごしているかによって乗る場所は変わってくる。
残念ながらドンムアン空港からパタヤへの直行バスは出ていないため、上記4つのどこかまで移動する必要がある。パタヤから戻る場合も同様である。

スワンナプーム空港から

海外からスワンナプーム空港について、直行でパタヤに行く時の方法である。
バンコク市内に行くと少し西に行くことになるため、実はスワンナプームからパタヤに行った方が近い。

スワンナプーム空港の到着ロビーは2Fなので一つ下がるとチケット売り場がある。空港の1Fにバスチケットカウンターがあるので、そこで予約してチケットを購入しよう。

スワンナプーム空港からパタヤまでは120バーツ(約360円)で、所要時間はおよそ2時間。朝の7時から夜22時まで1時間おきに出ている。

エカマイ(東バスターミナル)から


スクンビット通り沿いにあるエカマイ駅前にあるバスターミナルから乗ることができる。ここから乗るのが最もオーソドックスである。
前日にスクンビット付近に宿泊している場合はここからになるだろう。

<エカマイ・バスターミナルの場所>

BTSエカマイ駅2番出口を降りて数十メートルも歩くと、すぐにエカマイ・バスターミナルが見える。出る方向さえ間違えなければ迷子になることはまずない。

ターミナルを入ってすぐ右手前のカウンターがパタヤ行きのチケット売り場。カウンターに「PATTAYA」と書いてあるので分かりやすいと思う。エカマイ・バスターミナルからパタヤまでは108バーツ(約350円)。

朝5時から夜23時まで30から40分おきに出ている。
バスターミナル公式サイト

基本的にノンストップで2時間ほどバスに乗ることになるので、出発前にトイレには行っておいたほうが良い。
また、空調も寒かったり暑かったりするので、飲み物や長袖はバスに乗る際に持って乗車しましょう。

実は奥のカウンターにミニバスのカウンターもあるので、バスの出発をどうしても待てない場合はそちらを使うのも一つの手ではある。
が、デメリットもあるため、詳細は後述する。

モーチット(北バスターミナル)から


(写真引用:https://runbkk.net/mo-chit-mai/
地図をみて頂ければわかるが、モーチット駅から歩いていける距離ではなく、タクシーなどを使っていく必要がある。
そのため、主にドンムアン空港から行く場合や、チャトチャックマーケット付近から出発する場合に使うと良いだろう。

<モーチット・バスターミナルの場所>

利便性を考えると、バンコク市内スタートの場合はエカマイから出発したほうがよい。

モーチット・バスターミナルからパタヤまでは高速道路で117バーツ、有料道路で108バーツ。出発時刻は、始発が4時30分で30、40分おきに22時まで運行している。
バスターミナル公式サイト

基本的にノンストップで2時間ほどバスに乗ることになるので、出発前にトイレには行っておいたほうが良い。
また、空調も寒かったり暑かったりするので、飲み物や長袖はバスに乗る際に持っていたほうが良い。

サイターイ(南バスターミナル)から


南といいつつ、チャオプラヤ川の西側なので、どちらかというと西バスターミナルと言った方が正確なのではないだろうか。
ここは市街から外れているのでかなり遠い。ちょうどよい電車もないので、ここまでタクシーで移動してからバスに乗るということになる。

しかも西側からバンコク市内を通過していくということは、時間帯によってはかなりの渋滞に巻き込まれることが想定される。

<サイターイ・バスターミナルの場所>

バンコクの西側に行く予定のある人は利用しても良いと思うが、一般的な観光客だとエカマイを使った方が良いだろう。

サイターイ・バスターミナルからパタヤまでは108バーツ。出発時刻は、始発が8時で2時間おきに16時まで運行している。他のターミナルより運行本数が少なく、終便も早い。

バスターミナル公式サイト

基本的にノンストップで2時間ほどバスに乗ることになるので、出発前にトイレには行っておいたほうが良い。
また、空調も寒かったり暑かったりするので、飲み物や長袖はバスに乗る際に持っていたほうが良い。

バンナー

バンナーからもバスが出ている。ここは、モーチット、エカマイ発のバスが一時停車する場所である。しかし、バスターミナルというよりはバスストップなのでタイ初心者にはわかりづらいと思う。
駅からは遠いので近くにいく予定がある場合は利用しても良いと思うが、やはり基本的にはエカマイから利用するのがベターだと思われる。

<バンナー・バスストップ>

バンナー・バスターミナルからパタヤまでは108バーツ。出発時刻は、始発が5時30分で30分から40分おきに21時まで運行している。

バスターミナル公式サイト

タクシーでパタヤへ行く

バンコク市内からであれば、1,500バーツ(4,900円)程度でパタヤ中心地まで行けますので、複数人で行動している場合はアリな選択肢です。
メーターを使用してくれるタクシーはほとんどないので、値段については、高速代も含めて最初にしっかりと交渉しておきましょう。
後で揉めるケースもそこそこあるようです。

タクシーの最大の利点は、どこからでも乗れて好きな場所で降りることができることです。
バスの方が料金は安いのですが、バスターミナルまでに行く時間と費用そしてバスだとターミナルに到着してからさらにソンテウに乗り換えが必要だったりしますし、意外とロスが多いです。

例えば、3人であれば一人あたり1,600円程度ですから、バスよりは高いですがコスパを考えると悪くないと思います。
一人の場合だと、バスが400円程度に対して、タクシーが4,900円なのでだいぶ違うと言えば違いますが、それでも出せない金額ではないですよね。

もしタクシーを利用するのであれば、できる限りバンコク市内の東側に移動してから乗った方がタクシー代は安く済みます。
いっそのことエアポートリンクでスワンナプーム空港まで移動してからタクシーに乗るのも良いかもしれません。

ミニバス(ロットゥー)でパタヤへ行く

12人乗りのワゴンです。日本にはない形式の移動手段ですが、一昔前に流行った「ラブワゴン」の路線バス版と考えてもらえればわかりやすいかもしれません。

現在、ミニバス(ロットゥー)の出発地点は、

  • エカマイ・バスステーション
  • モーチット・バスステーション
  • サイターイ・バスステーション

の3か所。とバスと同じである。

バスと同様にリーズナブルなのですが、もともと席がせまい上に人数を詰め込むので男性で体の大きい人だと、ちょっとしんどいと思います。
逆に席の距離が近いので、隣に座った知らない人と話して仲良くなったりするケースもあるかもしれませんね。

ガソリン給油も兼ねて、一度休憩があります。

料金は一人あたり130バーツ(およそ400円)とリーズナブル。しかし、大き目の荷物を持っていると2人分取られることもある。

■ミニバスのメリット

  • 運行経路内なら、パタヤ市内では自由に下車できるところ。
  • バスよりも30分程度早く着く

■ミニバスのデメリット

  • 車内がせまい
  • 運転が乱暴なことがある

 

パタヤの到着場所

タクシーを除く、バスとミニバスはパタヤでの到着場所が決まっている。
パタヤの到着場所は以下の通り。

1.ノースパタヤ・バスターミナル
2.ノースパタヤ交差点
3.セントラルパタヤ交差点
4.サウスパタヤ交差点
5.テパシット交差点
6.タップラヤー・オフィス
7.ゴーカート乗り場前

7箇所あるが、自分の宿泊するホテルの場所によって降りる場所を決めておこう。乗車時にどこに停まるのか、どこで降りたいのかを伝えておくとスムーズだ。

ただし、バスによっては停まらない箇所もある。

エカマイ、モーチット、サイターイ発のバスは①のノースパタヤ・バスターミナルにしか停まらない。
ノースパタヤ以外に止まるのであれば、③か⑥で降りるのが無難です。いずれもソンテウに乗り換えてビーチロード方面に向かうことになります。

⑦はエカマイ発のミニバスの終着点である。バスは停まりません。ミニバスの場合は事前に伝えておけば途中で下車も可能。

海外から直接パタヤへ

パタヤの近くにはウタパオ空港という国際空港がある。元々は米軍が使用していた空港なのだが、2008年のデモの空港封鎖時に民間にも開放され、その利用の幅を徐々に広げている。
そう名前の通り、実はウタパオには国内線だけではなく国際線も就航しているのだ。

ウタパオ空港(公式サイト)

就航している国際線航空会社:エアアジア、タイ・エアアジア
出発地:クアラルンプール、マカオ、南寧、南昌

就航している国内線航空会社:バンコクエアウェイズ、カン・エア、エアアジア
出発地:チェンマイ、ウドンターニー、プーケット、ハートヤイ、サムイ

例えば、バンコクには寄らず、「日本→プーケット→パタヤ」「シンガポール→クアラルンプール→パタヤ」「ジャカルタ→クアラルンプール→パタヤ」などのルートでパタヤ入りすることが可能である。

バンコクからの国内線はバンコクエアウェイズが就航している(陸路の方が安い上に、時間もほぼ変わらないので選ばないと思うが・・・)。

現在、年間で20万人ほどの利用者がいる空港である。
特にLCCで隣国からの利用が増えているようだ。中国から直接乗り入れているし、チェンマイ経由でも入国できる。近年、パタヤに中国人が増えたのもこの空港があるからとも言える。

ウタパオ空港についての詳細はこちらの記事を参考にしてください。

ウタパオ空港からパタヤへ

ウタパオ空港からパタヤ中心部までは車でおよそ1時間程度の時間がかかる。スワンナプーム空港よりは近いため、パタヤに直行することを考えるのであれば、ウタパオ空港を利用するのも十分に選択肢のうちに入るだろう。


ウタパオ空港の出口にはこのようにミニバスとタクシーの受付ブースが待ち構えている。
しかも、同じ値段で何故か4ブースもある。どう考えても出口近くのブースが有利だが・・・
恐らく出口近くが混んでいる場合に他の二つに流れるのだろうと思う。

<料金>
ミニバス:250バーツ(800円)
タクシー:1,000バーツ(3,200円)

パタヤまでの所要時間はどちらもおよそ1時間程度。

ミニバスの場合は乗合になるため、少々車内が狭い。手前のホテルから順に寄って下していくので、自分のホテルが北部の場合は1時間以上かかる。

タクシーの場合はチャーターなので、自分のホテルまでダイレクトなのがメリット。複数人であれば十分に選択肢に入る。

ちなみに結構な田舎道を走っていくし、トイレ休憩はないので乗車前にトイレに行くのと、飲み物の補給を忘れずに。

 

パタヤのおすすめホテル

ヒルトンパタヤ


ヒルトンパタヤはパタヤ屈指の超高級5つ星ホテル。眺望、設備、立地、サービスとどれを取ってもまさに5つ星。
ビーチロード沿いにあり、場所はまさにパタヤビーチのど真ん中。一等地にそびえ立つタワーからの眺めは筆舌に尽くし難いものがある。

朝起きたら目の前に海が広がっている贅沢。

屋上のルーフトップバーでは格別の気分でお酒を味わえる。


屋上のプールにまるで海と繋がっているよう。パタヤを一望できる景色も最高である。

日本でヒルトンに宿泊しようとするとかなりの高額になるが、パタヤだと想像以上に破格のお値段で宿泊できたりする。

ヒルトンパタヤ(最低価格保証付きリンク)

上記以外にも下記のホテル予約サイトでは多数ホテルを取り揃えています。連泊すると割引になったり、10泊すると1泊無料になったりするので上手く使うとお得です。

中でもおススメなのは「agoda」です。理由は東南アジアに強いからです。全体のホテル掲載数は同じでも、東南アジアに限定すると軒数が多いのはagodaです。そして、ホテルとも直接契約のため、他サイトと比較すると金額も安いです。
そして下記の通り、最低価格保証制度があります。

<アゴダ®最低価格保証>
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おすすめのホテル予約サイト

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ABOUTこの記事をかいた人

アジアの熱気に魅せられてから、かれこれ10年ほど各地を旅する。大企業に勤めながら副業で最高月売上300万円達成。移住も視野に入れつつ、旅行系ビジネスなどで独立を模索中の42歳。 YouTube始めました!