タイの風俗事情と夜の仕事をする女の子について

ご存知の通り、タイは性産業が非常に盛んである。その規模と内容は世界一と言っても過言ではないと思うレベルだ。
特にバンコクなどの有名な街になると、言わずと知れたゴーゴーバーを筆頭に、バービア、KTV、マッサージパーラーなどなど、無数の性風俗店が軒を連ねている。

タイの夜の街に繰り出してみて、その派手さと働く女性の多さに驚かされた人も多いのではないだろうか。

では、なぜこんなにも性産業が盛んなのだろうか。
その理由と夜の仕事の女の子たちの実情、日本人を含む外国人との関係について、詳しくご紹介していきたいと思います。

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タイ風俗の実情

タイと言えばなんと言ってもゴーゴーバーだろう。バンコクなら「ナナプラザ」「ソイカウボーイ」「パッポン」が有名だし、地方都市でも「パタヤ」「プーケット」など各地にゴーゴーバーがある。
ゴーゴーバーの他にも、バービア、マッサージパーラー、マッサージ、KTVなど枚挙に暇がないくらいタイの性風俗は豊富だ。

2014年時点、タイで性産業に従事する人数は12万人以上で、この業界の経済規模はタイの国内総生産(GDP)の10%にあたるという。
タイのGDPは4,068億ドルなので、およそ400億ドル(4兆円!)というとんでもない額の市場ということになる。

この直接的な収入に加えて、宿泊業、飲食業、観光業などにも、間接的にお金が落ちているということを考えると、年間10兆円近くの外貨を稼げているのではないかと思われる。

ぶっちゃけ、タイの性風俗が軒並みなくなってしまったら「もう行かない」という人も結構いるのではないかと想像する。

国としては、性産業を撲滅させたい意向もあるようだが、国の経済状況を考えると、いきなり「明日から全員廃業!」というわけにはいかないのも実情である。

もっと過激で具体的なタイ風俗についてはこちらの記事をどうぞ。

タイ風俗で働く女の子とは?

タイ風俗嬢の収入は?

豊富にある風俗の中でも、美人が多い業種は、「ゴーゴーバー」「マッサージパーラー」「KTV」の3つになる。
当然ながら、美人であれば人気嬢になるのは自然な流れなので、必然的に彼女達は他の女の子たちよりお金を稼ぐことができる。

タイ人の平均年収は140万円くらいというデータがある。これはあくまでも平均で、タイは格差社会なので、実際の中央値はもっと低いと思われる。

実態としては、タイの平均給与は日給8.59ドルなので、月収にするとだいたい26,000円程度です。
大卒のエリート層だと月収20~30万円という人もいるようですが、あくまでごく一部。

いわゆる普通の女の子が普通の仕事をした場合に稼げる金額は月収2万円~4万円くらいが相場となる。

しかし、夜の仕事となると一気に10倍の稼ぎになるので、月収20万~30万円くらいとなる。

ゴーゴーバーでの女の子チップを3,000バーツと考えると、1日客一人で30日フルで指名されたら、90,000バーツ(およそ36万円)になる計算だ。

超人気嬢であれば、1日2回転もザラだろうから、さらに多いだろう。


風俗ではないが、出会いカフェテーメーカフェに来ていた素人の子に話を聞いてみると、やはり月収は数万円レベル。
お小遣い稼ぎにたまにテーメーカフェにきているとのこと。テーメーの相場は1回あたり2,500バーツ(およそ8,000円)なので、かなり割りの良いバイトなのだろう。

タイ風俗嬢はどんな子?

前述したが、タイは格差社会である。いや階級社会といったほうが正しいかもしれない。実際にどのような格差があるのかというと、大きく分けると「富裕層」「平民」「下層」の3つになる。

税制などの社会の仕組み上、この格差が埋まることはまずない。富裕層は生まれた時から富裕層だし、下層の人々は生まれた家が貧しいからやはりそのまま貧しい。世界的にみても、かなり格差が広がっている国である。あのフィリピンよりも格差が酷いのだから相当なものである。

性風俗店で働く子というのは、やはり下層の部類にいる子が多い。他に大きくお金を稼ぐ術が他にないからだ。

特に地方出身者は多く、よく聞く出身地は東北の「イサーン」地方や北部のチェンマイ」「チェンライ」地方などである。今度、知り合った嬢に出身を聞いてみるといい。十中八九、これらの地域であると思う。地方の農村部では自給自足の生活が当たり前なため、月収は1万6千円程度となっている。

外国人からみると、その格差の違いがあまりわからないのだが、タイ人からすると割りとすぐにわかるようだ。

なので、例えばクラブに遊びに行ったとしても、水商売の女性は下に見られる傾向にあるようで、そのあたりの交流を嫌ってか、風俗嬢御用達のクラブがあったり、セレブ向けのクラブがあったりと、比較的棲み分けができていたりする。

上流階級の人間は下の人間を全く相手にしていない。存在そのものを無視していると言っても過言ではないくらいだ。

タイ風俗と外国人

風俗嬢は風俗ほど稼げる仕事に就ける可能性はまずないので、風俗の仕事を辞めてしまえば、あっという間に貧乏になるのが目に見えているので、辞めたくても辞められない。

かといって、精神的にキツイし、いつかはおばさんになるので、いつまでも続けられるわけでもない。風俗で働き始めて、ある程度、時間が経つにつれ気付く部分もあるだろう。

そこで、自分が若くて魅力があるうちに、経済力のある男性を探して結婚するのが一般的だ。

そんなわけで、風俗に働く女の子たちは「お金」を求めている。正確に言うと「安定した生活」を求めている。
その求め方は、平和で平等な社会で生きてきた日本人には理解できないレベルだと思う。

ある程度、自分で稼げるようになると、どうしても生活水準が上がってしまう。最終的にこれを維持するためには男性に依存するしかない。ということになる。

外の世界からみると「タイ人の女は金しか見てない」と揶揄したくなる時があるのもわかるのだが、タイの社会背景を見て、仮に自分がそうした階級社会で下層にいたときに、果たして同じことを言えるのか?と自問自答してみて欲しい。

もちろん、タイ人でも金持ちはいるが、前述したとおり、富裕層は下層の人間を相手にしていない。それこそ、一晩の相手くらいならあるかもしれないが、結婚など考えもしないだろう。

そうして、安定を求める彼女達は、外国人に向かっていく。

老人の日本人が若いタイ人と結婚したという話もよく聞く話だが、つまりはそういうことだ。

特にタイでは素人とプロの境目が非常に曖昧だ。
パタヤでバービア嬢を道で捕まえて、とりあえず店に行ったけど、その後、特にお金も払わずに一晩一緒にいた。なんてこともあるくらいだ。その子は彼氏が欲しかったみたいで、あまりお金を求めている様子ではなかったが。

外国人のお客と嬢が恋愛に発展して、そのまま結婚するというケースも少なからずあるのである。

バンコクの夜遊びの詳細についてはこちらも参考にどうぞ。

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    アジアの熱気に魅せられてから、かれこれ10年ほど各地を旅する。大企業に勤めながら副業で最高月売上300万円達成。移住も視野に入れつつ、旅行系ビジネスなどで独立を模索中の42歳。 YouTube始めました!