(引用:https://blog.excite.co.jp/naoterada/26050167/)
シェムリアップもそうですがカンボジアは、交通インフラがまだまだ未成熟の状態のため、鉄道や路線バスといった公共の交通手段がない状態です。
そうなると、どうしても、車かバイクとなりますね。なかでもバイクに座席を付けた「トゥクトゥク」が中心となると思います。
この記事では、アンコールワットを中心として世界的な観光地となっているシェムリアップまでの行き方と、市内を効率よく移動する方法と注意点についてご紹介していきたいと思います。
前半は空港や別都市からの行き方になるので、市内の移動方法に興味のある方は適当に読み飛ばしてください。
シェムリアップの観光についてはこちらも参考にどうぞ。
シェムリアップ国際空港から市内までの行き方
シェムリアップの玄関口とも言える「シェムリアップ国際空港」。市内中心部までは6km程度とかなり近い距離にあります。
外観はいかにもカンボジア風といった三角屋根で非常に雰囲気があります。
空港から市内中心部までの移動手段としては、
- ミニバン
- タクシー
- トゥクトゥク
- バイクタクシー
の4つになります。
空港を出たすぐのところに予約カウンターがあります。
時間帯によって料金が異なり、23:00~6:30までの深夜から早朝の時間は割高になります。
予約無しで行く場合、その場で手配することになります。日中帯で空港客が多い場合は、数十分待つこともありますので、予め予約しておくとスムーズかもしれません。
ミニバン
だいたいトヨタのハイエースになります。
4人以上の大人数グループ向け。もしくは荷物の多い方向けです。
もちろんエアコン付なので、暑いのが苦手な方には良いと思います。
日中帯であれば15ドル、深夜帯は20ドルで市内中心部まで連れて行ってくれます。
タクシー
王道の交通手段となるタクシー。4人までなら荷物次第でなんとか1台で乗れます。
もちろんエアコン付なので、暑いのが苦手な方には良いと思います。
安全面や快適性を考えると、通常はタクシーが第一選択肢ですね。
日中帯であれば10ドル、深夜帯は15ドルで市内中心部まで連れて行ってくれます。
トゥクトゥク
シェムリアップではよく見かけるトゥクトゥク。オープンエアーなので、街の風を浴びながら移動するのも気分が良くていいかもしれません。
意外とタクシーと料金が変わらないので、ある意味割高ではあります。
日中帯であれば9ドル、深夜帯は14ドルで市内中心部まで連れて行ってくれます。
バイクタクシー
完全に一人用ですね。
カンボジアの人はあまり無茶な運転をする人は少ないのですが、一応事故が発生した場合に怪我をしやすいリスクはあります。
意外とタクシーと料金が変わらないので、ある意味割高ではあります。
日中帯であれば9ドル、深夜帯は14ドルで市内中心部まで連れて行ってくれます。
他都市からシェムリアップまでの行き方
お隣のタイ・バンコクやカンボジア首都のプノンペンからは、直通バスが出ています。
バンコクからの行き方
最もおススメのバス会社はトランスポート社になります。
このバス会社はカンボジア入国後も直通のバスでシェムリアップまで行くことができます。
なんだかんだで所要時間は12時間ほどかかりますので要注意。
しかし、これも一昔前と比較するとマシになったほうです。ポイペトからシェムリアップまでの道が全て舗装されていたのには感動しました。
10年前は、凸凹で砂煙を巻き上げながら走っていましたから。しかもそれを延々と7時間ほど・・・
ですが、今は100km以上の長さの道路が完全に道路が舗装されました。
かなり快適になったと思います。
プノンペンからの行き方
こちらもバスになります。
街のツアー会社などで予約ができますので、チケットを買って乗りこみます。
朝出発などの場合もあるので、出発時刻は予め調べておきましょう。
アンコールワット・市内の移動について
市内中心部からアンコールワットまでは、5kmほどの距離があり、なおかつ、アンコールワット内も内回りコースでも20km、大回りコースだと40kmほどあります。徒歩ではさすがに回れる距離ではありませんので足が必要です。
また、市内を観光するのも中心部だけであれば徒歩でも可能ですが、場所によっては足が必要になります。
シェムリアップ移動手段の主役「トゥクトゥク」
シェムリアップではタクシーよりもトゥクトゥクを見かけることの方が多いかもしれない。
バンコクにもトゥクトゥクはあるので、その名前をご存じの方は多いと思う。
しかし、カンボジアのトゥクトゥクはバンコクのものとは少し違うのだ。
平たく言ってしまうと、シェムリアップのトゥクトゥクは「馬車の座席に、馬の代わりにバイクを付けた」という乗り物だ。
しかもバイクは、東南アジア仕様の125ccなので、そこまで馬力があるわけではないため、すごくスピードが出るわけでもない。せいぜい40~50km/hがいいところと言った代物だ。
またバンコクのものと違い、派手な電飾や塗装などはしておらず、シートの色が違ったりはするものの、特徴らしい特徴はなく、ほとんどみんな同じような見た目になっている。
はっきり言ってしまうと、ちょっとしょぼい。だが、その手作り感やまったり感が逆に良いのだ。
風を切って進むトゥクトゥクに乗っていると、シェムリアップに来たんだなぁという気持ちを味わえる。
是非ともというか、必然的に乗ることになるだろうが、一度は乗ってみてほしい。
アンコールワット観光であれば、相場は朝から夕方前までちょっとしたガイド付で12~13ドル程度。
ちなみに、トゥクトゥクに乗っていると道端のガソリンスタンドで燃料補給することもあると思うが、その燃料というのがまたスゴイ。
炎天下の中、道端にあるビーチパラソルを開く露店で、燃料が売られているのだ。
運用は完全に手動だ。燃料を注文すると、露店のおばちゃんが瓶に詰めた燃料をバイクのタンクに入れてくれる。恐らく1L単位で売っているのだと思う。
確実にガソリンではない。(ガソリンだったら、あの炎天下であれば、すぐに爆発するであろう)
タクシー
トゥクトゥクだとスピードも出ないし、エアコンもないので暑さに負けてしまうこともあるので、快適に観光したい。という人にはタクシーがおススメ。
なかなか通りに流しのタクシーは走っていないので、ツアー会社かホテルで手配してもらおう。
料金相場は朝から夕方まで貸し切っても40~50ドル程度。
レンタルバイク
市内にはレンタルバイクをやっているところがありますので、自力でアンコールワットを回ってみたい。という人には良いと思います。自分のペースで回れますし、自転車好きなら楽しいと思いますよ。
中には「防犯登録済」の日本の自転車の払い下げと思われる自転車もありました。
電動バイク
市内に「Green E-Bike」という電動バイクをレンタルしているお店があります。
なかなか可愛らしくてオシャレな感じです。
乗り方もカンタンなので初めての方でもすぐに乗ることができます。
最大航続距離40~50km(推奨速度下において)。推奨速度20km/hで最高速度32km/h。
充電時間5km分/時間(空から満充電は6~8時間)。定員1名。最大積載量125kg。
料金相場はレンタル単位1日(延長1時間ごとにUSD1)。
お店の場所はこちら。
パブストリートよりも北側の病院の向かいにあります。
近場の市内を回る程度ならなんの問題もないのですが、アンコールワットを一周しようとすると、どうしても途中で充電をする必要があります。充電ポイントはいくつかあるようですが、クローズしていることもあるということなので要注意。
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