パタヤの長期滞在で行きたいジョムティエンビーチのサウナ2選

女性用の風呂と水風呂

パタヤと言えば常夏の東南アジア屈指のビーチリゾートのある街で、クリスマスもお正月も海やプールなどのアクティビティが楽しめるエリアとなっております。パタヤには北部・中部・南部といくつかのビーチがあります。

ですが近年の急速な経済の発展と、それによるエアコンと冷蔵庫の普及によって、思ったよりも身体が冷えてしまうシチュエーションが増えています。そんな事情があるせいなのか?あるいは長期滞在者の日本人や北欧系の方々が求めているせいなのか?パタヤにはサウナ施設がたくさんあります。多くのサウナ施設は、宿泊客のみが使えるものだったり、あるいはフィットネススタジオの会員になることで使えるようになる施設になるのですが、中にはビジター利用ができるサウナもたくさんあります。

パタヤの中でも長期滞在者が多くて一見客がそこまで多くない、適度に落ち着いた雰囲気がある南部のジョムティエンビーチエリアは本当に過ごしやすいエリアです。今日はそのジョムティエンビーチエリアの中でも筆者が特にオススメしたい2つのサウナ施設を紹介したいと思います。

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パタヤの長期滞在で行きたいサウナ2選

Q SAUNA

パタヤのサウナ

Q SAUNAは値段が220バーツとリーズナブル(2022年12月時点)なので、長期滞在者がリピート通いをするのに最適です。こぢんまりと必要最低限が揃ったささやかなリラクゼーションスペースといった雰囲気が居心地良くて、一日中居ても飽きません。

入場するときはまずフロントでお金を払ってタオルとキーを受け取ります。入場料自体は220バーツなのですが、デポジットで別途100バーツかかりますのであらかじめ別途ご用意ください。またデポジットは帰る際にフロントに鍵を渡すと100バーツを返してもらえます。

Qサウナ

フロントの様子

フロントでタオルとキーを受け取ったあとは着替えに行きます。女子更衣室は2階にあるので、女性客はまず2階に上がって水着に着替える必要があります。男性客は1階に男子更衣室があるのでそちらをご利用ください。

1階はどんな感じ?

1階には男女兼用のフィンランド式サウナ、スチームサウナ、シャワー、プールがあります。また、それとは別に男女別の18℃前後の水風呂と41℃前後の湯船があります。
まず、湯船のお湯の温度が41℃とちゃんと高めなところが我々日本人にとって嬉しいところです。海外の温泉で温水プールレベルのぬるいお風呂にしか入れなくて物足りない思いをした人にとっても、しっかり満足感のある温度設定になっております。

男性用の風呂と水風呂

男性用の風呂と水風呂

フィンランド式サウナ入口

フィンランド式サウナ入口

フィンランド式サウナ内では、自分でアウフグース(アロマ水をサウナストーンにかけて、発生した蒸気をタオル等であおぐこと)することも可能です。その場合は、必ずサウナ室にいる人たちに一声かけてから行いましょう。

スチームサウナ入口

スチームサウナ入口

スチームサウナは、アロマの香りが漂う室内になっていてリラックスできます。ガンガンに効いたエアコンで乾燥しきった肌に、しっかりとうるおいが戻っていく感覚が気持ち良いです。

女性用の風呂と水風呂

女性用の風呂と水風呂

水風呂は井戸水と同じ18℃となっております。
日本の気温からすれば「夏は冷たく、冬はあたたかい水」になるのですがここはパタヤです。年中夏の井戸水と同じ冷たさを味わうことができます。

プールは水風呂よりも高い温度のようですが、温度計がないので何度なのかはわかりませんでした。プールの大きさ自体は小さめでガッツリ泳ぐというよりは、プカプカ浮いたりビーチボールで遊んだりとかのまったりとした使いかたが良いですね。

フロア自体はそこまで広すぎないので、フィンランド式サウナ、スチームサウナ、湯船のどこからでも水風呂へのアクセスが簡単です。
湯と水風呂を繰り返す温冷浴でも良いですし、スチームサウナ→フィンランド式サウナ→水風呂→外気浴の繰り返しでも良いですし、楽しみかたは色々です。
お湯の湯船と水風呂の向かい側にシャワーがあるので、必ず汗を流してから水風呂に入ってください。

2階はどんな感じ?

女子更衣室の向かい側にフィットネスコーナーがあって、ランニングマシンやエアロバイクやダンベルなどが置いてあります。

フィットネスコーナー

フィットネスコーナー

フィットネスコーナーは入場料に含まれているので、泳いだりサウナに飽きた場合の気分転換に使うと良い感じになります。また、入場料とは別料金になりますがタイマッサージルームもあります。

マッサージルーム入口

マッサージルーム入口

こちらはたまにキャンペーンで『サウナ入場料プラスタイマッサージで○○バーツ!』って言う感じで時々プロモーションをやっているので、もしオトクな日に行けたらラッキーですね。

フードやドリンクはあるの?

施設内にはフードメニューもあります。
主にタイ料理が中心のメニュー構成ですが、サンドイッチやハンバーガーやパスタなどの洋風の軽食なんかも置いてあります。
フレッシュフルーツのスムージーもあるので、南国気分を高めたい場合はオーダーしてプールサイドに寝ころびながら飲むと良いでしょう。また、注文カウンターの前にはアイスクリームの冷凍庫もあるので、日本では見かけないタイならではのローカルのアイスクリームを食べるのも楽しいです。

Q SAUNAはこんな人にオススメ

泳ぐよりも湯船とサウナの利用がメインだと言い切れる方ならば、リーズナブルでリピート通いしやすいQ SAUNAのほうが良いでしょう。フィットネスコーナーも併設されているので、小さいプールで泳ぐだけでは運動不足が気になるときでもマシンエクササイズをすれば安心です。あと、ぬる湯に浸かるとかえって物足りない気分になってしまう方にとっては、ちゃんと41℃をキープしている湯船に浸かれるのは嬉しいポイントではないでしょうか?

アクセス

Q SAUNA

住所:Pattaya, Bang Lamung District, Chon Buri 20150, Thailand
電話番号:+66 92 025 2222
営業時間:10:00–22:00
HP:https://www.facebook.com/qsaunapattaya

Mari-Jari Sauna and Spa

Mari-Jari Sauna and Spa外観

2012年にできた比較的ラグジュアリー目のサウナ施設です。値段は380バーツ(2022年12月時点)とQ SAUNAに比べてやや高額になります。

フロント。

入場料を払う前に備え付けのサンダルに履き替えます。

ゆったりした造りのリラクゼーションスペースといった雰囲気なので、ちょっとした日のデートや、観光疲れのリフレッシュに最適です。背伸びしすぎない適度なラグジュアリーさと解放的に造られた設備、そして豊富なメニューを取り揃えたレストランという素晴らしい設備のおかげで一日中居ても飽きません。こちらの施設には男女兼用のロシア式サウナ、スチームサウナ、水風呂、そしてシャワーがあります。またそれとは別に男女別の湯船もあります。ここの湯船には温度計がないので正確な温度がわからないのですが、お湯はかなりのぬるま湯です。温水プールくらいの低温なので、あつ湯にどっぷり浸かりたい江戸っ子気質の日本人にはちょっと物足りないかもしれません。

ロシア式サウナ

ロシア式サウナ

スチームサウナ

スチームサウナ

男女兼用の水風呂

男女兼用の水風呂

かなりぬるめの女湯

かなりぬるめの女湯

プールと寝椅子

プールと寝椅子

Mari-Jari Sauna and Spaのココが嬉しい!

他のサウナになくてMari-Jari Sauna and Spaにはあるという嬉しいもの、それはヴィヒタです。ヴィヒタというのは白樺の枝葉を束ねたもので、身体をパシパシはたいて血行を促進する道具になります。ヴィヒタを置いているサウナ施設というのはなかなかのレア施設なのではないでしょうか?少なくとも筆者は、日本国内でも限られたサウナ施設でしか置いてあるのを知らなかったし、パタヤでは少なくともここしか知りません。

メニューが豊富なレストラン

施設内にあるWiFiエリア兼レストランコーナーには、タイ語、英語、ロシア語のメニュー表が置いてあります。

メニューのジャンルもタイ、ウエスタン、ヨーロピアン、スウィーツ、ドリンクというジャンルで分かれていて、バラエティと品数が豊かなラインナップになっております。
筆者のおすすめは、ロシアの郷土料理であるビーフストロガノフなのですが、写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい。
「なんでタイにいるのにロシアの郷土料理食べてるんだよ?!」っていうツッコミも来そうなものですが、ロシア式サウナもあって、ロシア郷土料理も食べられるっていうシチュエーションが楽しいので、ここはあえてビーフストロガノフをオススメさせてください!

広くてゆったりしたプール

プールがゆったりした大きさなので、サウナだけじゃなくちゃんと運動をしたい人にはここのプールはうってつけです。プールにはジャグジー機能もついているので、スタッフにお願いするのか?自分でバルブをひねるのか?をすると、ジャグジーが楽しめるようにもなっております。

プールサイドにはマットが敷かれた小さいコテージと、プラスティックのベッドが置いてあって、サウナの外気浴にも泳ぎ疲れたときの休憩にも良い感じの雰囲気です。
ただプールサイドはWiFi が繋がりにくいので、スマホを使う際はレストランコーナーに移動したほうが良いでしょう。

Mari-Jari Sauna and Spaはこんな人にオススメ

特筆すべきはヴィヒタです。ヴィヒタを置いてある施設は日本国内でも結構限られているので、それが使い放題な場面というのは本当に貴重です。パタヤエリアでヴィヒタが使えるサウナ施設というのが他にもあるかどうかは筆者も未確認なのですが、日本国内でもヴィヒタを置いてあるサウナ施設は限られているので、もしかしたらパタヤではここだけかもしれません。

あとプールが広くて雰囲気もゴージャスなので、しっかりと泳ぎも楽しみたいならこちらの施設がオススメです。
レストランのメニューが豊富なので、食いしん坊の人にとっても楽しいひと時が過ごせます。

アクセス


Mari-Jari Sauna and Spa
住所:365/62 Moo 12, Nongprue
Banglamung, Chonburi, 20150
電話番号:+66 38 23 28 36
営業時間:11:00–22:00
HP:http://www.mari-jari.com/

パタヤのサウナ まとめ

パタヤにはいくつかのビーチがあります。その中でも南部エリアのジョムティエンビーチは、落ち着いた雰囲気で、長期滞在するにはとても過ごしやすいエリアになっております。我々日本人が外国での長期滞在をする際、やはり恋しくなってくるのが熱い風呂や温泉です。たとえそれらを見つけるのが難しかったとしても、サウナに関しては割と簡単に見つけられることがあります。

「お風呂が無ければサウナに入れば良いじゃない!」
とマリー・アントワネット風に言うわけではありませんが、たとえシャワーしか浴びられない日常生活だったとしても、サウナがそばにあるという安心感だけで海外での長期滞在も穏やかな気持ちで居られるというものです。ガンガンに効きすぎたエアコンと冷たい飲み物で冷え切ったその身体を、サウナでじっくりと温めてみませんか?

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