セブ島のオスロブでジンエベイザメと一緒に泳げるってご存知でしたか?
そう、「ホエールシャークウォッチング(Whale shark watching)」と言って、日本だと水族館でしか見れないようなジンベエザメと真横で泳ぐことができる滅多にないチャンスがあるのです。
オスロブでのジンベイザメとの遭遇率はなんと99%を誇ります。つまり行けばほぼ会えます。
理由は餌付けしているので、野生のジンベイザメが陸側に寄ってくるようになっているからです。
セブ市内からは4時間ほどかかってしまいますが、時間をかけてでも行く価値はあるかと思います。
一生に一度の思い出になると思いますよ。
こんなに近距離で泳げますよ^^
ここでは、
- ジンベイザメスイムにかかる料金
- オスロブへの行き方
- オスロブでジンベイザメと一緒に泳ぐ方法
合わせて訪れてみたい
- スミロン島
について注意点や料金なども交えて、詳しく説明していきたいと思います。
ジンベイザメスイムにかかる料金
まずは、ざっくりとジンベイザメと泳ぐためにかかる費用を紹介しておきます。
下記は自力で行った場合です。
・バスターミナルまでのタクシー代:300ペソ(660円)
・オスロブまでのバス代(往復):300ペソ(660円)
・ジンベイザメとシュノーケリング:1,000ペソ(2,200円)
・昼食代:200ペソ(440円)
合計:1800ペソ(およそ4,000円)くらいで、半日楽しめちゃいます。
ツアーで予約していく方法もありますが、費用は2倍くらいにはなりますが、移動などは確実に楽だと思いますので、自分で行く自信のない人は予め予約していっても良いかと思います。
オスロブへの行き方
上の地図をみてもらえればわかりますが、オスロブはセブ島のほぼ最南端にありますので、空港のあるマクタン島や中心地のセブシティからは、およそ100kmほど離れた場所にあります。片道でだいたい3~4時間程度かかります。
行き方としては以下のように大きく二つあります。
- 乗合バスで行く
- ダイビングショップのバンで連れていってもらう
- ツアーで予約して行く
それぞれご紹介していきます。
乗合バスでオスロブに行く
バスはどこで乗るの?
バスの出発地点は、セブシティ内にある「South bas terminal(サウスバスターミナル)」になりますので、そこまで徒歩で行くか、タクシーで行くかします。セブ市内であれば、タクシー代はおよそ5~600円程度かと思います。
バスターミナルはエリザベスモールという巨大なショッピングモールの隣になります。タクシーであれば、有名なので「サウスバスターミナル」と言えば通じると思います。
オスロブがいくら遭遇率が高いからと言って、あくまでも野生のジンベイザメなので、いつでも会えるわけではありません。
釣りなどと同じで、暑い夏の場合、午前の方が魚は活発に動いていることが多いです。そのため、早朝からバスに乗り、午前中から泳ぎ始める必要があります。
バスターミナルにはだいたい5時には行きます。まだあたりも少し暗いくらいです。
しかし早朝にも関わらず、それなりに人がいます。やはり、多くの人がジンベイザメを見に行くのでしょう。
時刻表なんていう便利なものはないので、バスのスタッフに「どのバスに乗ったらオスロブに着くのか」聞いてみてください。
たいだい「オスロブ?」とスタッフのおじさんが聞いてくるので、話しかけるまでもないかもしれませんが。
バスの中はこんな感じです。色々な会社のバスが出ていますが、シートの質とかも正直似たり寄ったりなので、出発時間の合うバスに乗るのが良いかと思います。
バスの料金は300ペソ(660円)です。お金はバスに乗ってから、席に回ってくる人に払います。払うと紙のチケットのようなものを渡されますので、一応降りるまでは取っておきましょう。
乗り心地などは少し古い観光バスのレベルだと思ってください。
基本的には4時間ノンストップでオスロブまで向かいますので、近くの売店で水、食料などを買っておくこと。あとは、トイレにも行っておきましょう。
一応路線バスのようになってはいるので、途中の道で乗り降りは可能です。
万が一の緊急時はドライバーに申し出れば止めてはくれると思いますが、周りの迷惑にもなりますので、予めスムーズできるようにしておきましょうね。
道中は結構な田舎道を走っていきます。イメージ的には伊豆の海沿いの道みたいな感じです。海があるのに山道という感じのところをひたすら走っていきます。
エアコンバスかノンエアコンバスか
フィリピンにはエアコン付きとエアコンが付いていないバスの2種類があります。料金はエアコンバスの方が10ペソ(22円くらい)ほど高いです。
ここは好みの問題でもあるのですが、エアコンバスをチョイスするのが普通だと思います。
セブは日中だと年中暑いので、ノンエアコンバスの場合、汗だくになる可能性がありますし、排気ガスや埃などで気持ち悪くなる可能性もあります。
現地で気持ちよく泳ぐためにも少しでも快適なほうを選びましょう。
東南アジアのエアコンバスは寒いほど冷やすことがあるので、念のため上着は持ちこんでおきましょうね。
どこで降りるの?
実は乗る時と同様に明確にここで降りるというのがありません。ある意味「カン」で降りることになるのですが、だいたい旅行者はオスロブのジンベイザメを見に行きますから、周りの様子をみて降りるでも良いと思いますし、不安な人はドライバーに「オスロブに着いたら教えてね」と言っておくのも良いです。
あとは、現地に行くと看板がいくつかあるので、それを目印にしても良いですね。
上の写真のようなジンベイザメの写真とともに「WHALE SHARK」とか書いてある看板が左側に見えたら、降り時です。ホエールシャークウォッチングの会社は近くに固まってますので、少し間違えたとしても問題ありません。
スマホを使える人はGPSで地図をみればすぐにわかりますので、それでも良いと思います。
とにかく不思議なくらいアバウトなのですが、何故かちゃんと辿り着きます(笑)
私の場合、早朝だったこともあって、バスに乗った前半は寝てました。それでも大丈夫でした。
基本的には一本道なので迷うことはありません。最悪通り過ぎてしまったとしても、戻れば良いです。
ダイビングショップのバンでオスロブに行く
マクタン島にあるダイビングショップに頼んで、バンをチャーターしてもらう方法です。
朝、宿泊しているホテルまで迎えにきてくれて、バンに乗ってオスロブまで直行してくれます。
往復の車、昼食、ジンベイザメとの泳ぎを含めて、およそ2万円くらいかかります。
自力で行く場合と比較すると4倍くらいの料金になりますが、どうにも方向音痴で不安な人は使っても良いかとは思いますが、基本的には自力で行くことをおススメします。
ツアーで予約してオスロブに行く
どうしても自力で行く自信のない人は予めツアーを予約していく方法もあります。多少、割高にはなりますが、手間と安全を買っていると思えば安いとも言えます。
アクションカムのレンタル付きプランもあるので、興味のある方は下記からどうぞ。
>>>ジンベイザメウォッチングツアー予約(GoProレンタル付き)
ジンベイザメと一緒に泳ぐ方法
オスロブに着くと、「whale shark watching」などという看板がいくつかあるのが目に着くと思います。
ちなみにジンベイザメは英語で「ホエールシャーク」と言います。必死に日本語で「ジンベイザメ」とか「ジンベイ シャーク」とか言っても通じませんので注意。
ホエールシャークウォッチングができる場所はいくつかあります。
・BCD’s Place
・MBs Sunrice View
・AJ’s place Beach Resort
・Aaron Beach Resort
などなどありますが、これもまたどこでもだいたい同じです。結局、説明を聞くときは同じ場所で聞いたりしますし、ボートに乗ってからも同じ場所に行きますので、あまりこだわらずに行きましょう。ただし、混んでいる場合は別の場所を選ぶなどする必要があると思います。
私はこの時は「Aaron Bearh Resort」を使いました。大した理由はないですが、看板が一番綺麗だったからです。
コースを選択
案内所を歩いていると、受付がありますので、そこで料金を払うことになります。
料金はコースごとに異なっており、
・ダイビング:1,500ペソ
・シュノーケリング:1,000ペソ
・ウォッチング:500ペソ
・オプション(水中カメラレンタル):500ペソ
この料金もすべて横並びとなっているので、どこの会社でも同じです。
ウォッチングはボートの上から本当に見るだけです。
私のおススメはシュノーケリングです。
理由は、陸から比較的近い浅瀬でやりますので、ダイビングするほではないかなという感じだからです。
動画をみてもらえればわかりますが、結局、ダイビングの人も同じ場所で潜ってます。
浅いとはいっても海底までは15mほどはありましたので、もし「ジンベイザメを下から見たい」とか、「下から写真を撮りたい」という人はダイビングでも良いかと思います。料金的にも大差ないのでどちらでも楽しめると思います。
シャワーやロッカーは?
簡易的ではありますが、シャワー・更衣室もロッカーもありますので、ホテルから着替えて行かなくても大丈夫ですよ。
現地で着替えるのが面倒な人は最初から水着でも良いとは思います。
女性だけのグループもいましたし、彼女達も更衣室で着替えていました。
ロッカーも鍵付きのものなので安心だと思います。
シュノーケリングの様子
本当にジンベイザメがボートの目の前で何匹も泳いでいます。
泳げない人でも、ボートについてる竹の棒に掴まっていれば、ずっと泳いでいられます。
日にも寄ると思いますが、私が行ったときは結構潮が速かったので、泳ぐのに疲れました。
シュノーケリングの場合、マスクは貸してくれますが、足ひれは貸してくれませんでした。
実際にはこちらの動画をご覧ください。
目の前でみるとカナリ興奮しますよ!
近くで見ると、思ったよりも優しい目をしていてもっと好きになりました。
レストラン
レストランも併設されているので、心配しなくても大丈夫です。ただし、周りには基本的に何もないので、遊んだ場所のレストランで食べることになると思います。
いわゆる一通りのフィリピン料理メニューはあります。
海辺で優雅に海を見ながら、ビール片手にランチができます^^
帰りのバスは?
帰りのバスは、行きと逆方向に向かうだけです。
ホエールウォッチングをした場所の目の前の道にバスがちょくちょく通っているので、バスが通ったら手を上げて止めます。
その際に、エアコンバスかどうかは確認してくださいね。基本的に見た目が少しボロいのはノンエアコンバスです。
道は一本ですし、終点はサウスバスターミナルなので、こちらも迷うことなく到着するかと思います。
スミロン島
(https://tabitatsu.jp/より)
スミロン島はオスロブの南にある小さな島です。
白い砂浜と透明な海が広がっている島となっています。
人もそこまで多く無いため、カップルでセブに行く人にはオススメのスポットとなっています。
さらには、オスロブの近くにあるため、午前中はオスロブ、午後はスミロン島というスケジュールを組むのも良いかもしれません。
スミロン島は比較的落ち着いた空間が広がっているため、他の島より観光スポットなどは少ないですが、確実にゆっくりはできるかと思います。
人混みが嫌だったり、落ち着いた海を楽しみたい方にはオススメの島です。
ジンベイザメスイムにおススメのホテル
シーファリ リゾート
シーファリ リゾートはまさにジンベイザメウォッチングをするためのホテルと言っても過言ではない立地。
ホエールシャークウォッチング各社のすぐ隣にあるホテルです。
ジンベイザメはまさに目の前です。場合によってはホテルから泳いでいるのが見えると思います。
立地もさることながら、南国ムードいっぱいの外観と内装は、ゆったりした時間を過ごすのに最適です。
ジンベイザメとスミロン島を両方堪能する場合、セブシティからだと少し距離があり、時間的なロスも大きいため、近場に宿泊するのは選択肢の一つとしてアリだと思います。
例えば、前日の朝にセブシティを出発し、昼からこのホテルでゆったりと過ごし、翌日はホエールシャークウォッチングとスミロン島。夕方からセブシティに向かう。というような贅沢プランも可能です。
利便性や部屋のクオリティだけでなく、これだけのクオリティでありながら、非常にリーズナブルな金額も魅力です。
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