バックパッカーの聖地「カオサン通り」の正しい歩き方

カオサン通り

海外を旅していたり、バックパッカーとして世界一周をしている人には必ず思い出の地というものがあると思います。
様々な土地を思い出の地としている人が多いかと思いますが、その中でも特に多いのがタイのカオサンです。

カオサンは世界を旅している人なら一度は聞いたことがある名前でその中でも、カオサンロードと言われている「カオサン通り」は一度は足を運ぶべきスポットと言われています。

ここでは、

  • カオサン通りとは
  • カオサン通りの歩き方

など、注目度の高いカオサン通りの歩き方について、詳しくご紹介していこうと思います。

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カオサン通りとは

カオサン通り裏
カオサンにある全長300mほどの距離の1本の通りをカオサンロードと呼びます。

レオナルドディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」の舞台としても撮影に使われていました。映画の冒頭の方の街や、宿などはまさにカオサンがロケ地となっています。それまではかなりディープな人達だけの街でしたが、映画の影響から一般的な人達も訪れるようになりました。

MRTファランボーン駅からタクシーで約20分ほどかかります。
料金的に言えば100バーツ(370円)くらいです。

いわゆる王宮エリアと言われているエリアの一角にあり、昔からバックパッカーの聖地として有名な場所で、バンコクにある1本道です。

バンコク市内の王宮やワットポーなどの観光スポットが近くにあり、それらにアクセスも簡単です。

カオサンのゲストハウス
(裏路地にあるゲストハウス)

また、ゲストハウスも点在していたり、格安ツアーを取り扱う旅行代理店なども点在しているため、「バックパッカーの聖地」と呼ばれるようになりました。

基本的に露店や屋台が並んでいるため、必要なものはここで揃えることもできます。

バンコクの郊外ではチャトゥチャックという大きなウィークエンドマーケットがありますが、カオサンはそのマーケットがぎゅっと小さくなったようなものです。

旅の疲れを癒すようなタイ古式マッサージ店やランドリー店などもあるため、生活に必要なものはすべて揃うと言っても過言ではありません。

さらに値段の方がとても安くて、出来るだけ安く済ませたいバックパッカーにとっては嬉しい限りかと思います。

また、夜遅くまで営業している店が多いので、日中は観光を行い、夜にお土産を買いたいという人にはオススメの場所となっています。

一時期、素行の悪い旅行者たちが多いことで有名となり、治安が悪くなってきたのではないかということがささやかれていましたが、現在はツーリストポリスが常にパトロールを行っているため、安全に歩けます。

最近だと、普段から使えるようなオシャレな可愛い洋服店やオシャレなカフェなども増えてきています。
そのため、バックパッカーや観光客ではなく、地元のタイ人の集う場所としても有名になりました。

夜のカオサン通りの様子はこちらの動画をどうぞ。

カオサン通りの行き方

カオサン通り入り口
まずはカオサン通りの行き方から紹介していきます。
大体の観光客の方は、バンコク市内に泊まることが多く、バンコクからカオサンを目指すということも多いです。
バンコクからはタクシーやトゥクトゥクを使えばよいかと思います。

もし、BTSを使ってカオサン通りに行きたい場合は、「ラーチャテーウィー駅」「パヤタイ駅」が最寄りの駅になります。最寄といって駅から2kmは離れているので、駅からはタクシーなどで移動することになります。
しかし、「パヤタイ駅」はタクシーやトゥクトゥク利用客が多いため、中々タクシーを捕まえることができません。

Thanon Khao San
Khwaeng Talat Yot, Khet Phra Nakhon Krung Thep Maha Nakhon 10200 タイ

さらに、止まったタクシーが通常より高いお金を要求してくることがあるため、注意しなければいけません。

もし、タクシーを使っていきたいのであれば、「ラーチャテ―ウィー駅」からタクシーかトゥクトゥクに乗るべきです。
ちなみにタクシーは200バーツ、トゥクトゥクは100バーツくらいが相場です。

カオサン通りの始まりは、ケンタッキーとSUBWAYが目印です。

カオサン通りの歩き方

カオサン通りに入ってすぐ、屋台などが広がっていますがじゃあ具体的に何をすればよいのか、迷っている人も多いと思います。

これからカオサン通りですべきことを紹介していきます。

パッタイ

パッタイ
(タイのソウルフード:パッタイ)

お腹を満たしたいという方は、パッタイを食べることをオススメします。

パッタイとはライスヌードルにえびやもやしなどを入れて炒めて作るタイ風の焼きそばです。
カオサン通りにはたくさんのパッタイ屋台が店を出しており、訪れた観光客やバックパッカーは必ず口にすると言っても過言ではありません。
訪れた際には聖地のソウルフードを食べてみることから始めると良いかもしれません。

カオサンのおすすめレストランについてはこちらも参考にどうぞ。

バケツカクテル


同じく、カオサン通りに来た際に飲食すべきものとしてバケツカクテルをおすすめします。

バケツカクテルとは、一般のカクテルグラスとは違い、1リットルくらい入るバケツに入ったカクテルが出てきます。
そこに人数分のストローをさしてみんなで飲むという飲み物です。

タイで有名なお祭りであるフルムーンパーティなどでは、これがどんどん出てきて見ず知らずの人と飲むというのが習慣としてあります。

カクテル次第ではすぐに酔っぱらってしまうため、人数を多くして飲む必要があるかと思います。

カフェ


最近だとオシャレなスポットも増えてきているカオサン通りですが、カフェやデリなども増えてきました。

ザ・ファビュラス・バーという店はカオサンの土地柄を気に入った欧米人がオーナーとしてオープンしたカフェです。
タイにいながら欧米の料理が食べられたり、スイーツを味わえるため、女性の方にはオススメです。

こういった飲食をする際、カオサン通りの飲食店は基本的にオープンエアなのでストリートの側で飲食することになります。

このスタイルもカオサン独特なものになるので、この街の雰囲気をゆっくり味わってみると良いかもしれません。

雑貨・屋台

カオサン通りには食べ物や飲み物だけでなく、ファッションや雑貨などを売っている屋台などもたくさんあります。

ファッションなどの露店がとても多く、これからの旅でも使える着まわせるような品々もたくさん並んでいます。ちょっとした市場と言っても良いほど店の数が多く、それなりに安いです。

水着やアウトドア用品なども並んでいるため、これからの用意をカオサンでするというバックパッカーもいるようです。

エクステ

ちょっとした楽しみとして、エクステ屋さんを使ってみるというのも良いかもしれません。

カオサン通りでは路上のあちらこちらでエクステ屋さんが髪を結っています。

男性バックパッカーがよくドレッドヘアーになっているのはこういったエクステ屋さんによるものです。

これも貴重な旅の体験として、やっておくとよいでしょう。
値段も1500バーツとリーズナブルです。

ゲテモノ屋台

屋台で売ってる昆虫
真っ黒なサソリや、イモムシ、タガメ、イナゴなどなど、ありのままの姿でまさに「姿揚げ」にして、道端で売っています。
こちらもある種、カオサンの名物となっています。

お味は意外や意外、美味しいらしいです。私はチャレンジする気にすらなりませんでしたが・・・

ちなみに、「イモムシは精力剤として抜群だよ!」と地元の女の子が言っていました。
「バイアグラは危険だけど、イモムシは危険じゃない」とも。

興味のある方は、是非トライしてみてください!

詐欺

非常に有名ですが、通りにスーツのパンフを持って客引きをしている連中がいます。
スーツが安いからオーダーメイドで仕立てないか?といって、お金を払わせる。そして、実際に自国へスーツを郵送してくれるのですが、そのスーツが聞いていた話と全然違うボロボロのものというような詐欺です。

そこそこの人数が被害に遭っていると思うのですが、捕まらずにやっていっているのがスゴイと思いました。
旅行者なので気付いた時には泣き寝入りするしかないということなのでしょう。

カオサン近郊

もし、カオサン通りに早く着いてしまった場合、カオサン通りの店がまだ開いていないことがあります。

その場合は、カオサン通りとチャオプラヤ川の間を散歩してみると良いでしょう。

この地域もお土産屋さんなどがたくさん並んでいて、日中から空いている時間も多いため、カオサンが活発になり始めるまでの時間を潰すのにはピッタリです。

カオサン通りの西側には「ワットカオサンクラム」、南側には「ワットポー」「ワットアルン」などのお寺もあるため、タイに来てお寺をまだ見ていないという方はここに足を運んでみるのも良いかもしれません。

ただし、ご存知の通りお寺での注意事項などもあるので、これはしっかり守るようにしましょう。
過度の露出やカップルでの密着などもダメなようです。

まとめ

バックパッカーの聖地としてかなり有名なカオサン通りですが、最近ではバックパッカーに問わず、オシャレなカフェやホテルなどを求めてくる観光客も増えてきているようです。

かつての怪しい街というよりは、名所化していると言えます。
実際に有名だった日本人御用達のゲストハウスである「サクラハウス」も廃業しました。
他にも日本人向けのゲストハウスは数件ありましたが、現在は1軒ほどしか残っていないようです。
昔の様子を知っている旅人からすると少し寂しい気持ちになっている人もいるのではないでしょうか。

ただ、この変化はより良いものとされていて、オシャレな環境を格安なカオサン通りの食べ物が合わさってより良い観光地として有名になってきています。

さらに、以前と変わらない夜はどんちゃん騒ぎができる環境やお店が広がっているため、東南アジアならではの夜の雰囲気を味わうこともできます。

以前より魅力が増したカオサン通りに足を運んでみてはいかがでしょうか。

実はカオサン周辺は他エリアよりも安いホテルやゲストハウスが多く点在していますので、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

アジアの熱気に魅せられてから、かれこれ10年ほど各地を旅する。大企業に勤めながら副業で最高月売上300万円達成。移住も視野に入れつつ、旅行系ビジネスなどで独立を模索中の42歳。 YouTube始めました!