旅好きな方であれば、必ずチェックしたことがあると言えるほど人気の高いスカイスキャナー(skyscanner)。
世界各地で利用されている航空券検索の大型サイトですが、実際のところはどうなのでしょうか。
そこで今回は、初めてスカイスキャナーを使う方のために、特徴や注意点、お得な情報などを紹介。
まだスカイスキャナーで予約したことがない方は必見ですよ。
スカイスキャナーの基本情報
スカイスキャナーは、2003年にイギリスで生まれた旅行比較サイト。
2016年に中国の旅行会社であるCtripに買収されてしまいましたが、現在では世界各地で利用されるサイトになりました。
日本での人気も高く、2018年にオリコンが行なった顧客満足度調査では他の航空券比較サイトを押さえて1位に。
日本でも根強い人気を保っています。
スカイスキャナーの特徴
スカイスキャナーには8つの特徴があります。
航空券探しを便利にしてくれるものから、旅行計画の参考として使えるものまで揃っていますよ。
特徴①宿泊施設・航空券・レンタカーの比較ができる
スカイスキャナーでは、宿泊施設や航空券、レンタカーの比較が可能
比較できる会社数は1200社ほどもあり、自分の理想的なプランを見つけ出せます。
パソコンやスマートフォンから気軽に比較できるため、空いた時間にサクッと調べたい時にも便利です。
特徴②航空券の検索が非常に便利
航空券の検索では、非常に便利な機能を2つ用意。
1つは地図からの検索であり、国の位置や直行便の有無などを簡単に把握できます。
もう1つは、すべての場所から検索できる機能。
出発地を決めて「すべての場所」という項目を選べば、その出発地から安く行ける国や地域の航空券を紹介してくれます。
日程次第では意外なエリアが安かったり、近い国なのに乗り継ぎが必要だったりなどの情報も把握できるため、欲しい航空券を確実に見つけられますよ。
特徴③オープンジョーもOK
スカイスキャナーは、オープンジョーにも対応しています。
オープンジョーとは、往復・周回航空券において、往路と復路の発着地の片方が別の空港となっていること。
両方異なる場合もありますが、そんな航空券であってもスカイスキャナーで予約できます。
特徴④約9000万人が利用
世界各地に展開していることもあり、月間利用者数は9000万人ほど。
それほどスカイスキャナーは様々な人に愛用されるサイトです。
特徴⑤様々な言語に対応
もちろん、対応している言語の数も多く、30言語に対応しています。
日本語も含まれているため、英語が苦手な方でも安心して予約できますよ。
特徴⑥公式アプリがある
わざわざパソコンで調べるのが面倒な方は、スカイスキャナーの公式アプリを利用しましょう。
スマホで簡単に航空券を比較できます。
航空券は時間帯や日程によって料金が変動しやすいため、こまめにチェックしておける環境を用意しておくことで、リーズナブルな航空券を見つけられるようになります。
特徴⑦各航空会社の基本情報が分かる
航空券を予約する際、受託手荷物の有無や食事サービスなどが気になる方も多いはず。
スカイスキャナーの場合、各航空会社の基本情報も紹介しているため、初めて乗る航空会社であっても、事前に調べられます。
特に日本では運航していない航空会社を利用する際には、チェックしておくことをおすすめします。
特徴⑧SNSを使って旅の魅力を発信
スカイスキャナーは、TwitterやFacebook、Instagramにて旅行に関する情報を発信。
観光スポットの紹介や旅の豆知識などを紹介しており、どの情報も旅行する上では気になる内容ばかりですよ。
スカイスキャナーをお得に使いこなすコツ
航空券を予約する上では、どのくらいの費用がかかるのか気にする方も多いのではないでしょうか。
ここではスカイスキャナーでお得な航空券を見つけるヒントを紹介します。
どれも簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
コツ①月ごとでまとめてチェックする
スカイスキャナーは、月ごとに航空券を検索することができます。
月ごとに検索することによって、その月で一番安い航空券を見つけ出せます。
また、最安値の月を調べることも可能。
欲しい航空券が安くなるシーズンも分かります。
コツ②国を変えてみる
スカイスキャナーの右上には、地域設定があります。
地域設定を使って日本以外の国にしてみることで、安い航空券が見つかることも。
運が良ければ数万円も安くなるケースもあり、移動費用をかなり減らせます。
スカイスキャナーの注意点
便利な機能がいくつもあるスカイスキャナーですが、注意すべきポイントもあります。
他のサイトとは異なる部分もあるため、しっかりとチェックしておきましょう。
注意点①スカイスキャナーはあくまで「比較」サイト
スカイスキャナーは、様々な旅行代理店や航空会社が用意する航空券や宿泊施設などを比較できるサイトです。
Trip.comやbooking.com、skyticketなどの航空券・宿泊施設予約サイトではありません。
スカイスキャナーは比較サイトであるため、あくまで検索結果に見合うプランを紹介するだけであり、サイト上で予約できるというわけではないのです。
予約自体はスカイスキャナーで紹介されたサイトでの予約となります。
注意点②予約先のサイトに注意
スカイスキャナーでは数多くの航空会社や旅行代理店が紹介されますが、その中にはトラブルが多いところもあります。
日本であれば、Travel2beやTravelgenioでの予約に関するトラブルが多発。
予約がしっかりと行われていなかったり、問い合わせても返答がなかったりなどの声がいくつも挙がっています。
もしトラブルが多い予約サイトを避けたいのであれば、検索結果画面に表示される星を確認しましょう。
検索結果画面には、各予約サイトに対する評価が5つ星で表記されています。
評判が悪いサイトの場合、2つ星の可能性が高いです。
また、Trip.comやskyticket、Expediaといった日本語の問い合わせ窓口がしっかりしている予約サイトを選ぶ方法もおすすめ。
もしスカイスキャナーで予約したサイトとトラブルがあったとしても、基本的にスカイスキャナーは関与しません。
スカイスキャナーで航空券を探す際には、予約サイトの評価も確認しておきましょう。
注意点③クーポンやセールはない
上記で触れた通り、スカイスキャナーはあくまで比較サイトであって、スカイスキャナーで航空券や宿泊施設を予約するわけではないため、スカイスキャナーで使えるクーポンが配布されたり、セールが行われたりすることはありません。
注意点④最安値保証もない
比較サイトであるため、宿泊施設の最安値保証もありません。
もし最安値保証を重視するのであれば、スカイスキャナーを経由させずに予約しましょう。
注意点⑤無謀な乗り換えを提案してくることも
航空券によっては、トランジットが必要な場合もあります。
理想的なトランジットの時間は航空会社や空港によって異なりますが、スカイスキャナーが提案するプランの中には、トランジットの時間がかなり短いものもあります。
トランジットを経験したことがない方の中には、短くでも問題ないと思うかもしれません。
しかし、短すぎると飛行機が遅れたり、緊急のトラブルに見舞われたりした際に間に合わない可能性があります。
航空会社や旅行代理店によっては乗り遅れてしまった際の保証を用意していることもありますが、LCCの場合は保証がないケースがほとんど。
価格だけを見るのではなく、トランジットの時間も確認しておきましょう。
もし初めてトランジットがある航空券を購入するのであれば、3時間以上の時間が設けられている航空券を選んでおくことで、安心できますよ。
注意点⑥航空会社のセールが対応されないことも
各航空会社ではセールを行うことがありますが、スカイスキャナーには反映されないこともあります。
特にLCCでは、反映されない可能性が高め。
LCCでセールが開催されている場合、スカイスキャナー経由で予約してしまうと、損してしまうかもしれません。
スカイスキャナーの評判
最後にスカイスキャナーの評判について、Twitterでの声と合わせて紹介します。
実際に利用した方は、スカイスキャナーに対してどのような気持ちを持っているのでしょうか。
口コミ①安定の安さが嬉しい!
9月に親類の都合で神奈川行くことに✈️💨
スカイスキャナー久しぶりに使用😎
やはり安定の激安さ🥺❣️
1万以上安くなるからオススメ♥️笑 pic.twitter.com/Wjwi9cOnrv
— みゆき@ボディメイク美容家💄 (@kamiyamamiyuki) 2019年7月16日
数多くの予約サイトから比較できることもあり、安い航空券がいつも見つかるという声が数多くあります。
まずはスカイスキャナーで検索してみるという流れも定番化しており、それほど度好きに信頼されているサイトといえます。
口コミ②検索だけでも楽しめる!
スカイスキャナーの検索ってなんでこんなに楽しいんだろうw
#スカイスキャナー— コピ🇲🇾 (@sabaneko01) 2019年9月1日
検索システムが充実していることもあり、検索するだけでも楽しいという声も挙がっています。
これから旅行に行こうか考えている方は、何となくでも良いので、スカイスキャナーで検索してみましょう。
運が良ければ予想以上に安い航空券が見つかるかもしれませんよ。
口コミ③安すぎるのはエラーチケット?
スカイスキャナーで、タイ航空の二月三月の日本〜バンコク間のエラーチケット出ているよ。往復13000円ちょいで出ているよ。しかもマイルも100パーセントつくチケットみたいw
— 【どん底一門】どん底亭マコ猫🐱 (@baron_mako) 2017年12月23日
スカイスキャナーでは、いくつもの格安航空券が紹介されます。
しかし、中にはあまりにも安すぎる航空券が見つかることも。
もし安すぎる航空券を見つけた際には、エラーチケットかもしれないという疑いを持ちましょう。
エラーチケットとは、航空会社や旅行代理店が誤った価格にしてしまった航空券のこと。
エラーチケットの場合、航空会社や旅行代理店から「誤ったチケットだったため、返金もしくは別のチケットを用意する」といった連絡が入ることがあります。
エラーチケットはレアな存在ですが、航空券を調べる時に気をつけておきましょう。
口コミ④トランジットの時間が厳しい!
スカイスキャナーでNGO→PEK→SVOの航空券売ってて、東方航空→海南航空乗り換えだけど、2時間とか無理だからこれ() 知らずに買った人いたらどうすんのよこれ…
— えっこ (@Aiccaud) 2018年11月11日
こちらのツイートは、注意点⑤で触れた内容です。
短すぎると乗り遅れる危険性もあり、せっかくの旅行が予定通りに進まなくなってしまいます。
トランジットの時間は、スムーズに移動する上で非常に重要なポイント。
必ずどのくらい時間があるのか確認しておきましょう。
口コミ⑤予約サイトがひどい!
みなさん…格安航空券はダイレクトに航空会社のホームページから予約しましょう…スカイスキャナー経由でtravelgenioとかいうスペインの予約サイト使ったんやけど.?勝手に予約キャンセルしやがるわ電話に出んわでマジギレ寸前
— はっぴー (@hanamori0225) 2019年7月23日
注意点②で触れた内容ですが、評判が悪い予約サイトを利用してしまうと、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
スカイスキャナーによる評価が星だけで詳しい内容は分かりませんが、それだけでもトラブルが起きやすいサイトを避ける際の参考に使えます。
スカイスキャナーまとめ
今回は、スカイスキャナー(skyscanner)の特徴や注意点、評判などについて紹介しました。
スカイスキャナーは航空券や宿泊施設などを比較できるサイトとして、世界各地で利用されています。これから旅行を計画している方は、まずはスカイスキャナーで予約したい航空券や宿泊施設を探してみてはいかがでしょうか。
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