MISIAが参戦してる中国の歌番組「歌手・当打之年」がレベル高すぎ

中国で大人気の歌番組「歌手・当打之年(シンガー・イヤー・オブ・ファイト)」をご存じでしょうか。

湖南衛星テレビで放送されている7名の歌手(総勢21名)によるコンテスト方式の歌番組です。
3か月に渡り、競いあった結果、チャンピオンを決めるというガチンコの歌番組なのです。

中国を中心に各国の強力な歌手を集めており、どの歌手もレベルが高く、甲乙つけがたいものがあります。

歌手・当打之年2020には、なんと初めての日本人歌手としてMISIAが出演しています。
日本ではなかなかテレビでお目にかかれないですよね。番組では普通に話していたりします。

歌手・当打之年(シンガー・イヤー・オブ・ファイト)とは?

当打之年2020は、2020年第1四半期(2月7日~4月24日)の毎週金曜夜9時10分に放送されています。
今年で8年目の番組ですが、現在の歌番組ブームの走りで、最古参の番組です。
中国国内では最も権威のある歌番組とも言え、出演者、演奏、演出全てにおいて、国内最高レベルと言えます。

中国のテレビ番組なのですが、シンガポール、マレーシア、アメリカのテレビ番組にも同時放映されています。

リアルタイムの放送は「芒果TV国际」というアプリで日本からも視聴できます。(要課金)
https://apple.co/2tB97zW (IOS)
http://bit.ly/2Rd1B7p (Android)

レギュラー歌手7人が競い合うのですが、ここに毎回3人づつの奇襲歌手(チャレンジャー)が任意のタイミングで奇襲をかけ、観客投票の結果、勝ったら次回放送からレギュラーメンバーになれるというサプライズの入れ替え制があります。チャレンジャーが誰なのかはレギュラー陣には知らされていないようで、本人達も驚いた様子なのが面白いです。

2週間で1ラウンドを行い、5ラウンド終わったところで、入れ替え戦となるブレイクアウトを挟んで、決勝ラウンドとなります。

全12ステージを勝ち抜かないと優勝できないため、歌唱力やレパートリーなども求められます。一発屋では勝ち切れません。

当打之年2020のスターティングメンバーは以下の通り。

  • 華晨宇(ホァ・チャンユー)
  • 周深(ジョウ・シェン)
  • 袁婭維(ティア・レイ)
  • 徐佳瑩(ララ・シュウ)
  • 毛不易(マオ・ブーイー)
  • 米希亞(MISIA)
  • 蕭敬騰(ジャム・シャオ)

出演者は過去に中国で1番の賞を取っていたりする実力者ばかり。
チャレンジャーを含めると期間中に総勢21名となる。

チャレンジャーは中国を始め、マレーシアやカザフスタンなど、アジア各国のNO.1とも言えるような歌手が続々と出演。
出演者だけでなく、オーケストラ、舞台照明、舞台装置など、とにかく豪華。

楽曲は、バラード風だったり、ドラマチックな曲が好まれるのかな?という印象です。
全体的に、正統派というか、綺麗なメロディに透き通るような綺麗な声の人が人気のようですね。

MISIAの順位はどうなってる?

MISIAの漢字て「米希亞」て書くんだと初めて知りました。日本だと「ミーシャ」と呼ぶのが一般的に感じますが、中国語だと「ミーシア」あるいは「ミシヤ」ですね。

さて、各回のMISIAの順位はこちらです。

第1ラウンド 第2ラウンド 第3ラウンド 第4ラウンド 第5ラウンド
2月7日 2月14日 2月21日 2月28日 3月6日 3月13日 3月20日 3月27日 4月3日 4月10日
3位 4位 1位 5位 3位 3位 1位 5位 4位 5位

1位も何回か取っていまして、最下位である7位は一度も取っていませんので、入れ替えされるかも?という場面は特になく、最終ラウンドは5位で通過。総合4位決勝まで進みました。

いよいよ決勝は4/24日となります。初参戦にして初優勝なるか?頑張って欲しいですね。

決勝の結果については後日追記したいと思います。

追記(2020年4月24日)
決勝1回目は山口百恵の「さようならの向こう側」をLittle Black DresssのRYOさんとデュエットで歌いました。
とても40年前の歌とは思えないほど、オシャレで洗練された感じのアレンジでしたが、袁婭維に奇襲され、敗退が決定。

最後の一曲は「Everything」の予定でしたが、聞くことは叶わず。

視聴者としては非常に残念な結果でしたが、MISIAさんの凄さやメッセージは十分に伝わったと思います。
常にパイオニアな感じで素晴らしいです。お疲れさまでした。

中国でのMISIAの評価は?

気になる中国でのMISIAの評価ですが、かなり好評です。同じ日本人としては嬉しい限りですね。

MISIAのことを知らなかった方も結構いるようですが、第1回目の放送で歌った曲がこちらの「逢いたくていま」です。
2009年のTBS日曜劇場「仁」というドラマのテーマ曲です。

観客も最後はスタンディングオベーション。涙ぐんでいる人もチラホラ。
初めてMISIAを知った方も多々いると思いますが、度肝を抜かれたと思います。

これを歌った時のyoutubeでの反応がこちら。

Misia 國寶級歌手是真的厲害! 感情唱進人心裡

「MISIAは国宝級の歌手で本当にパワフルです!心に響きます。」

MISIA太强大了。。折服折服,五体投地!技巧、演绎、天赋,无与伦比,第一场发挥最好

「MISIAは非常に強力です。5体全てを使っていて説得力がある。スキル、解釈、才能、比類のない表現。最初のゲームで最高の評価。」

我以为她会是第一,结果第三。。不过没关系,会是最后的冠军,期待着!

「私は彼女がナンバーワンで、結果は3位になるだろうと思った。しかし、それは重要ではありません。最終的なチャンピオンになることを楽しみにしています!」

雖然聽不懂日語,但MISIA老師唱的我好想哭啊 😭😭😭不知道為什麼想哭,就感覺揪心😭😭😭~

「私は日本語がわかりませんが、MISIAが歌うと本当に涙が出てきます」

本当に聞いているだけで涙が出てきそうになりますね^^;
昔から上手いですが、年を重ねることでより深みのある表現になっているような気がします。

恐らく、現地の視聴者の多くの方が日本語を理解できないにも関わらず、表現において感情が伝わっているのだと思います。
実際に、共演者のジャム・シャオは、3週目の「明日へ」を聞き終わった後に、「本当に泣きそうになった」と言っていますし、ララ・シュウも「言葉の壁を越えてる」と絶賛しています。

当然ながら、現地の歌手は中国語もできるし、現地のトレンドも理解しています。
そんな状況でも上位に食い込むわけですから、MISIAは本当に素晴らしい歌手ですね。

これ以外にも「銀の龍の背に乗って」「明日へ」「未来へ」「つつみ込むように」「What a Wonderful World」「行かないで」「Into the Light」「アイノカタチ」「Can’t Take My Eyes Off You」などなど、中島みゆき、玉置浩二、kiroroなどのカバー曲も含めて、MISIAの生歌を毎週聞けるのが贅沢です。

第4ラウンドで、既に中国でも有名な歌である玉置浩二の「行かないで」をカバーしました。

この歌、「行かないで」というフレーズが10回くらい出てきますが、MISIAは音量を変えたり、ファルセットを使ったり、言い方を変えたりと、全て違う表現をしています。体現できる表現力があるからこそ、なせる技です。お見事。

後半は本当に泣いているのではないかと疑うほどの没入感。これを聞いて何も感じない人は感受性が弱いかもしれませんw

他の共演者はどうなの?

今回のスターティングメンバーは次の通りです。いずれも腕に覚えのある実力者ばかりで、中国語がわからなくても伝わってくるのは表現力があるからですね。

華晨宇(ホァ・チャンユー)

中国出身。透明感のある高音が魅力。やや中性的なところもあるが、アイドル的要素もありそうな男性。
今回の大本命と目されている歌手。2018年には同番組で2位。

周深(ジョウ・シェン)

中国出身。声が高い男性。セクシーな容姿と声で観客を魅了する。
2016年の「大魚」という代表作がある。

袁婭維(ティア・レイ)

中国出身。非常に力強い歌い方も、色っぽい歌い方もできる歌手。

徐佳瑩(ララ・シュウ)

台湾出身。容姿端麗で正統派の歌い手というイメージ。

毛不易(マオ・ブーイー)

中国出身。一見、90年代風の眼鏡をかけていて、あまりミュージシャンには見えないが、ステージに上がると安定感のある声で歌い出す。

蕭敬騰(ジャム・シャオ)

台湾出身。大人っぽく色っぽい男性の声を出す。かなり高くて綺麗なファルセットも。

「歌手・当打之年」まとめ

まとめてるうちにMISIAのステージを全て聞いてしまいました^^;
圧倒的な声量と表現力に言葉が出ません。
41歳というのも驚きですが、むしろ若い頃よりも表現力が増して脂が乗っている感じもしますね。

この番組自体のクオリティもすごく高く、これなら歌だけの内容でも毎週見たいなと思いますね。
最近の日本の歌番組がいかに貧弱になったか、思い知らされるようでした。

正直、日本も大人数でろくに歌えないアイドルを出すより、本格派の歌手を露出するようにしないと、近い将来、本物の歌い手が居なくなってしまうかもしれないと危機感を感じました。

日本のテレビにほとんど出ないMISIAも「最初は躊躇してたけど、番組スタッフの音楽に対する熱意に共感したから、この番組に出ました。」と言ってるくらいです。
MISIAに出たいと思えるような番組じゃないとダメじゃないですかね。

おススメの関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

アジアの熱気に魅せられてから、かれこれ10年ほど各地を旅する。大企業に勤めながら副業で最高月売上300万円達成。移住も視野に入れつつ、旅行系ビジネスなどで独立を模索中の42歳。 YouTube始めました!