釜山・金海国際空港の3つのラウンジをプライオリティパスで使いこなす！

韓国第二の大都市である釜山の海外の窓口「釜山・金海国際空港（キメこくさいくうこう）」。
金海国際空港にあるラウンジは全てプライオリティパスの利用が可能です。

結論をいうと、食べ物もドリンクも豊富なので、ラウンジを使わない手はないです。

ただし、「KALラウンジ」と「エアプサンラウンジ」は指定航空券がないと利用できませんので注意が必要です。

今回は、金海国際空港のラウンジについて、利用方法や注意点など体験談を交えて、詳しくご紹介していきます。

釜山・金海国際空港のラウンジは３つともプライオリティパスで利用可能

金海国際空港には以下の3つのラウンジがあり、全てプライオリティパスを提示することで利用が可能です。

• SKY HUB LOUNGE
• KALラウンジ
• エアプサンラウンジ

ただし、「KALラウンジ」と「エアプサンラウンジ」は指定航空券がないと利用できません。各ラウンジの指定航空券については後述します。
どの航空券でも利用できるのは「SKY HUB LOUNGE」ですので、利用する航空券を気にしたくない人は一択ですね。

金海国際空港は1976年にオープンした国際空港（見た目に反して意外と古いですね）。大韓航空、チェジュ航空、エアプサンなどが就航しています。福岡から1時間と日本から最も近い海外の国際空港です。

釜山・金海国際空港のラウンジの場所

ラウンジは全て、出国後エリアにあります。

「SKY HUB LOUNGE」は2階にあるので分かりやすいと思います。出国検査を通過して左に向かっていくと窓側の搭乗口9と10の間にあります。

「KALラウンジ」と「エアプサンラウンジ」は一つ上の3階にあります。出国検査通過後、左右にあるエスカレータで上階に上がります。ゲート4～5付近です。

「Airline Lounge」と記載があるので目印にしてください。
エスカレータを上がるとハイネケンのバーがあり、かなり目立っています。

ハイネケンバーの向かいに、休憩用のテーブルが並んでいるところに、2つのラウンジが隣同士にあります。
ほとんどラウンジのためにあるような階ですね。

SKY HUB LOUNGE（スカイハブラウンジ）

「SKY HUB LOUNGE」は2階の9番ゲートのすぐ隣にあります。6時半〜21時半まで利用できます。
カフェのような雰囲気でゆったりとくつろげます。しかし、席数は少な目なので、混雑時は満席になる可能性があります。

SKY HUB LOUNGEをプライオリティパスで利用する方法

SKY HUB LOUNGEは、金海国際空港のラウンジの中で、唯一、プライオリティパスのみ指定搭乗券なしで利用できます。

SKY HUB LOUNGEは暖かい食事が豊富で、眺めも良い

「SKY HUB LOUNGE」の特徴は何と言っても、暖かい食事が豊富という点。割とガッツリ食事できるので、食事を摂りたい方にはピッタリです。
韓国料理もありますので、出国前の最後の韓国料理を頂くのも良いでしょう。
ただし、お味はエアライン系ラウンジと比較すると、やや劣るという評判あり。

窓の向こうは滑走路なので、食事を摂りながら飛行機が飛ぶ様子も眺めることができて、気分も良いです。

お惣菜も豊富です。

ビールサーバもあり、韓国ビールの「MAX」が飲み放題です。コーヒーやインスタントラーメンもあります。

SKY HUB LOUNGEのデメリット

• 席数が少な目な割に人が多く、席が空いていない可能性がある。
• トイレがラウンジ内にないため、一度外に出る必要がある。

KALラウンジ

KALラウンジは、韓国のフラッグシップである大韓航空のラウンジになります。
私が行った時は、人が少なくガラガラで広々と使うことができました。やや真面目そうな雰囲気の内装でした。

何と言ってもお酒の種類が豊富なので、お酒好きの方であればすごく楽しめると思います。

KALラウンジをプライオリティパスで利用する方法

「スカイチーム加盟」航空会社または、以下の提携航空会社の搭乗券が必要となります。

普通に座る分には問題ないのですが、肘置き部分が高いため、横のテーブルにものを置いて飲食するには少し使いづらいなと感じました。

KALラウンジはお酒の種類が豊富

室内はそこそこの広さがあり、40人程度は着席できます。

軽食は豊富な種類があります。

サンドイッチやパンもあります。

スコーンやナチョス、チーズ、クラッカーなど、おつまみになりそうなものも。

ワインやウィスキー、リキュールなど飲み放題です。カクテルも作れますね。

飲み放題だからといって、飲みすぎ注意です。フライト前に飲むと上空に上がった時に悲惨な目に遭うことがありますｗ

コーラ、リンゴジュースなどソフトドリンクも豊富なので、小さなお子さんが居ても問題ないでしょう。

ラウンジ専用のフリーwifiもあります。

韓国語オンリーですが、テレビもありますので退屈しのぎにも使えますね。

ロッカーもあるので邪魔な大きいバッグなんかも預けておけます。自分で番号をセットして自分で預けるタイプです。

トイレもラウンジ内にありますので、トイレの度に外に出る必要がありません。

KALラウンジのデメリット

• 窓がないので飛行機が見れない
• 暖かい食事は出ない

エアプサンラウンジ

「エアプサンラウンジ」はエアプサンのラウンジになります。LCCのラウンジは珍しいですね。6時〜22時まで利用できます。
通常は利用料として25,000ウォンがかかりますが、プライオリティパスを持っていれば無料で利用することが可能です。

エアプサンラウンジをプライオリティパスで利用する方法

「エアプサン」または以下の「提携航空会社」の搭乗券が必要となります。こちらはスターアライアンス系列が多いです。

エアプサンラウンジについて

シンプルながら洗練された雰囲気で、軽食やアルコールが楽しめます。スイーツやおつまみ系が多いので、お酒を飲みながら軽く食事をしたい人には合っているでしょう。

マフィンやシュークリームなどスイーツも豊富で美味しいと評判です。

エアプサンラウンジのデメリット

• 窓がないので飛行機が見れない
• 席数がやや少ない

金海国際空港のラウンジまとめ

ざっくりまとめると、

• 暖かい食事が摂りたい、滑走路を眺めたいなら、SKY HUB LOUNGE
• 色々なお酒を楽しみたいなら、KALラウンジ
• スイーツを楽しみたいなら、エアプサンラウンジ

といったところでしょうか。

空港の規模の割には、ラウンジの個数もそこそこあり、席数も十分かと思います。
ラウンジによっては特定の航空会社を使っていないと入れないですが、指定の航空会社は割と多いので、使いやすいと思います。

韓国から飛び立つ前に、ラウンジでまったりと旅の名残を惜しんでみるのも良いかと思いました。