グレーゾーンの街「ポイペト」のカジノで損しないためには

タイとカンボジアの国境にある街「ポイペト(英語:poipet)」
ボーダー上にあるだけに、かなりグレーゾーンなことが行われているようです。
タイ国内では違法となっているカジノが多くあることから、タイの富裕層が遊びにきています。

近隣にはちゃんとしたカジノがある場所はポイペトくらいしかありませんので、タイ旅行あるいはシェムリアップ旅行のついでにカジノを楽しみたい方には良いかと思います。

この記事では

  • ポイペトについて
  • ポイペトのカジノについて
  • ポイペトのカジノ遊びに最適なおすすめホテル
  • 今後のポイペト

など、タイでもカンボジアでもない街「ポイペト」について詳しくご紹介していきたいと思います。

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ポイペトとは


タイ側は「アランヤプラテート」、カンボジア側は「ポイペト」という街になります。

昔からバンコクとプノンペンまたはシェムリアップを繋ぐ陸路の要衝となっている街です。
タイ側は国道33号、カンボジア側は国道6号のそれぞれ終点になります。

タクシーだとバンコクからは150kmで3時間半、シェムリアップからは100kmで2時間半程度で到着します。
バスだと1,000円しないくらいで行けますが、タクシーだとシェムリアップからは3,000円程度、バンコクからは7,000円程度で行けます。

内戦時には、アンコールワットと同様にポルポト派の拠点となっていました。

実は第二次大戦以前の何世紀かの間はシェムリアップも含め、シャム王国(現在のタイ)の属国となっていたエリアです。

そういった影響もあってか、ポイペトにあるカジノエリアでは、タイバーツしか使えない。
カンボジア国内であるにも関わらずだ。
両方の通貨が使えるということならまだわかるが、カンボジアリエルが使えないというのは、なかなか不思議。

このポイペト、実は私は2007年の時にも一度通過したことがある。その当時は道路もまったく舗装されておらず、タイから入国した際には、そのインフラの差に愕然とした記憶がある。

しかし、今となってはかなり整備されてきた感がある。

ポイペトのカジノ


ポイペトのカジノは、タイの富豪がお金儲けのためにカンボジア政府側に持ちかけて、成立したそうだ。
タイでは違法なカジノを国外の地に作ることで、タイ人は合法で楽しめる。カンボジア側にもある程度のお金が流れるという仕組み。
良く考えたなと思いますね。

タイバーツしか使えないので、タイから行く場合は楽ですが、カンボジア側から行く場合、両替する必要があり通貨の用意が少々面倒です。

<ポイペトにあるカジノ一覧>

いずれもホテル併設となっておりますが、宿泊しなくても入場は可能なので、日帰りで楽しむのもアリでしょう。

<ポイペトのカジノで遊べるゲーム>

  • スロット
  • バカラ
  • ブラックジャック
  • ルーレット
  • 大小
  • 3カードポーカー
  • 7カードポーカー

です。有名なカジノエリアと比較するとゲームの種類は少ないですが、メジャーなゲームは揃っているので問題ではないと思います。


カジノは、タイ側からみると、カンボジアのイミグレを通らなくてもよい場所にあるため、タイ人からすると行き放題である。
ざっと見ただけでも6軒くらいのカジノがあるので、遊ぶ場所に困ることはないだろう。


イミグレ通過するだけでも何軒も目にしたので、すぐに見つかると思う。

マカオやシンガポール、フィリピンなどのカジノと比較してもミニマムベットが非常に安い(15円程度~)ので、庶民でも遊びやすいカジノエリアだと思う。

他のアジアの国のカジノついてはこちらも参考にどうぞ。

ポイペトでカジノ遊びに最適なおすすめホテル

バンコクからだとタクシーで片道3時間半程度なので日帰りも可能ではあります。
ただし、時間が限られてしまうと思うので、せっかく行くのであれば宿泊をおススメします。

グランド ダイヤモンド シティ ホテル アンド カジノ (Grand Diamond City Hotel and Casino)


グランド ダイヤモンド シティ ホテル アンド カジノはポイペトにあるカジノ併設の4つ星ホテルである。

カジノエリアのど真ん中にある有名なホテルです。
セキュリティは各階の廊下に24hで警備員がおり安心できます。


部屋は可もなく不可もなくといったところ。最低限の設備はありますし、清潔感もあります。

ぬるま湯だけでホットシャワーが出ないのが残念。


カジノは24時間やっており、いつでも遊べます。

遊べるゲームは

  • バカラ
  • ブラックジャック
  • ルーレット
  • 3カードポーカー

ミニマムベットはルーレットが5バーツ(18円程度)、バカラが40バーツ(150円程度)からと庶民的で遊びやすい。同エリアでは最も最安レートの部類になります。

近隣にもカジノは複数ありますので、別のカジノで遊ぶのも容易です。

タイと比較すると治安はやや悪くなっているので、安心して宿泊できるホテルだと思います。

ポイペトに一泊してカジノで遊んでから、バンコクあるいはシェムリアップに行く。というプランを考えている人にはいいかもしれませんね。

>>>グランド ダイヤモンド シティ ホテル アンド カジノ(最低価格保証付きリンク)

ホリデー ポイペト (Holiday Poipet)


ホリデー ポイペトはカジノエリアにある4つ星ホテルである。
国境のすぐ近くにあるので迷うことはありません。

ビーチが間近にあり素晴らしいロケーションです。

部屋は何故か和風テイストで、新しめで清潔感があり綺麗でした。


朝食はビュッフェスタイルになっています。味は普通です。


カジノ入り口のロビーも高級感があって気持ちが高まります。

スタッフもフレンドリーで居心地は良いです。

近隣にもカジノは複数ありますので、別のカジノで遊ぶのも容易です。

>>>ホリデー ポイペト(最低価格保証付きリンク)

ポイペトの今後について

新たな工業地帯としても期待されている

タイ国内の人件費の高騰を背景に、新たな工場の進出先としてポイペトに白羽の矢が立っているようで、各自動車部品メーカーがこぞって工場を建てていたりと、かなりの勢いで発展しているようだ。なんとも時代は変わってきているのだなと感じられる。

参考:日本の自動車部品メーカー タイ国境のポイぺトに進出続々[日系]

ポイペト経済特区(PPSEZ)として、今後も日系企業の進出が加速するだろう。

タイ、ベトナムの発展ぶりを考えれば、カンボジアもまだまだ発展することが想定されているし、2018年内にバンコクからポイペトへ鉄道開設が予定されている。将来的にはバンコクからホーチミンまで、一気通貫で渡れるような鉄道や高速道路の建設もあるだろう。

そうなった時に、今以上に旅行先の一つとして注目される場所になる可能性を秘めている街であると感じる。

ビザランはできなくなった

数年前までは、タイ滞在日数をクリアするためのいわゆる「ビザラン」をするための場所として有名でした。

※ビザランとは
ビザ免除期間が切れる前に一度外国に出国し、直ちに戻ってくるような行為。
(出典:在タイ日本国大使館

<ビザなし入国は半年間で合計90日間に制限>
タイはこれまでも、相互査証免除の原則に基づき、日本を含む41カ国のパスポート保持者に対して、観光目的での滞在をする場合にはビザなしでの入国を認めてきた。 1回あたりの滞在可能日数は国によって異なり、日本パスポート保持者の場合は30日間とされていた。
タイのビザ・労働許可証 – JS Siam Internationalより引用

つまり、29日滞在したら、一度国外に出ると、滞在日数がリセットされる。
「29日タイに滞在→ポイペトに行く→29日タイに滞在→…」 を繰り返して、タイに長期滞在している人がいっぱいいたのですが、2018年現在、これができなくなりました。

まあ、色々と不良外国人が集まってしまったりと問題があったため、政府が本腰を入れて取り締まり始めたのだと思います。

実際のところ、1往復したくらいならば問題ないと思います。実際に、バンコクから入ってアンコールワットをみて、またバンコクに戻る旅行者は結構いると思いますので。

しかし、これを何か月にも渡って複数回繰り返した場合、イミグレで別室に呼ばれ、その理由を問われるようです。納得のいくような回答をするのは難しいでしょうね。納得されなかった場合、イミグレを通過できませんので、カンボジア側で足止めを食らうことになりますので注意。

ノービザでもタイのイミグレで30日間の延長も可能なので、長期滞在を考えている人は検討してみてください。

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