様々あるリゾート地の中でも実はプーケットは空港から中心地までの少し距離があるリゾート地になります。
プーケットには鉄道がありません。よって各地へ移動するには車を使用することになります。
この記事では
- プーケット国際空港からパトンビーチへの行き方
- パトン市内の交通事情
について詳しくご紹介していきたいと思います。
プーケット国際空港から各ビーチエリアへの行き方
プーケット国際空港から各ビーチエリアへの行き方としては、基本的には、タクシーを使うか、乗合のミニバスを使うかになります。
それぞれのメリット・デメリットは
- 乗合バスは安いが時間が少しかかる。
- タクシーは早いが高い。
になります。
エアポートバスもありますが、プーケットタウン方面にしか行かない上に1日に10便程度しかないので、タイミングが良くないとあまり使うメリットがないかもしれません。
いずれも空港の税関出口を出てすぐのカウンターに受付がありますので、すぐわかると思います。
ミニバスでパトンまで行く
12人乗りのバンで相乗りしていくのが、もっともポピュラーな方法になります。
各ビーチまでの料金はそれぞれ、
パトンビーチ 180バーツ
プーケットタウン 150バーツ
カロンビーチ 200バーツ
カタビーチ 200バーツ
となります。
複数運行会社がありますが、料金は一律です。
カウンターでチケットを購入すると、5番出口から出るようにと言われます。
5番出口は向かって左奥になります。
5番出口を出ると、ここにもおじさんが何人か立っていてミニバスの勧誘をしてきます。
ここでもチケットを購入することは可能です。
既に購入済みの場合は、おじさんにチケットを見せてください。
チケットを見せると、ここで待つようにと横にあるベンチに案内されます。
乗合なので、12人が揃ってからの出発となります。
時間帯によりますが、お客さんはいっぱいいますので、5分から10分で人数が揃います。
ミニバス車内は、どちらかと言えば狭いので決して快適とは言えないです。
もちろんエアコン付きなのですが、経験上、車内は暑いことが多いですね。
途中で観光案内所に寄ります。
ここでバスチケットのチェックを行うのですが、東南アジアではありがちなのですが、なぜかオプショナルツアーを割引で勧誘されます。
予約してない方はここでしても良いと思いますが、市内でも予約はできるので焦らなくても良いかと思います。
パトンまでは、おおよそ50分程度ですが、ほぼ一本道なので日中だと渋滞している可能性が高く、1時間以上はかかると思っていた方が良いです。早朝や深夜であれば、40分程度で着いてしまいます。
タクシーでパトンまで行く
タクシーをチャーターして行く方法です。
空港のミニバスのカウンターでタクシーを選ぶことができます。
料金は、
パトンビーチまで 800バーツ
プーケットタウンまで 650バーツ
カタビーチまで 1,000バーツ
となっています。
当然ながら、料金は割高になりますが、自分専用にチャーターできるので、乗合バスのように他の人を待つ必要もなく、すぐに出発できます。複数人で移動するのであれば、乗合バスとさほど料金が変わらなくなるので選択肢としてはアリかもしれません。
ただし、乗合バスと比較した場合、10分から20分程度しか変わらないので、そこまで急ぎではないのであれば、乗合バスを選択するのがベターかと思います。
パトンエリアの交通事情
パトンの中心部はバングラロードを中心として、海側の「ビーチロード」と1本内陸にある「ソンロイピーロード」の2つのメインストリート沿いに発展しています。
これらの道は一方通行になっており、時計周りに動くことになります。
つまり車で移動する場合、場所によっては、ぐるっと大回りしないと目的の場所に行けないことになります。
パトンエリアは比較的狭いです。南北の距離で考えてもおおよそ4キロ程度だと思いますので、端から端まで歩こうと思えば歩けなくはないです。
しかし、日本ならまだしも、南国の炎天下の中、4キロ歩くのは距離以上に意外とキツイ・・・
というわけで、乗り物を上手く使うと効率良く観光や遊びに出掛けることができます。
市内の移動で使う乗り物は「トゥクトゥク」「バイクタクシー」の2つになります。
トゥクトゥク
一番カンタンに使えるのは「トゥクトゥク」と呼ばれる小型タクシーです。
プーケットのトゥクトゥクはどちらかというと軽トラックを改造したような乗り物です。
バンコクのトゥクトゥクとは少し異なり、大きさは一回り大きく、乗り物としてもけっこうしっかりとした造りです。
トゥクトゥクごとにデコレーションも内装も異なっていて、各々のドライバーのこだわりを感じることができます。
そして、なぜか爆音で音楽をかけながら街を走ります。
観光名物ともいえますので一度くらいは乗ってみても良いとは思います。
メーターが付いてませんので、乗る前に交渉する必要があるのですが、どこに行くのでも必ず「200バーツ」と言ってきます。
ちょっと数100m先の目的地であってもです。逆にパトンを1周しても200バーツです。
私は何回か値下げ交渉をしたことがありますが、全然下げてくれません。ほぼ相場は固定と思った方が良いです。
正直、チョイ乗りするには割高です。複数人であればまだ良いのですが、一人だった場合、かなり高くつきます。
バイクタクシー
いわゆるバイク版タクシーです。
バイクにまたがって街角でオレンジのチョッキを着て客待ちしているのが、バイクタクシーの人です。
バイクに二人乗り(あるいは三人乗り)することになります。
ヘルメットはありませんので、事故った時にどうなるんだろう??とちょっと不安に思うこともないことはないですが、そこまですごいスピードで走るわけでもないので、近距離移動なら安いし、お手軽ではあります。
料金は、距離によりますが100バーツ程度までなら値下げ可能です。
海沿いをバイクで走るのは結構爽快でもあります。
ただし、やはり危険は伴いますので、あまりの長距離はおススメしません。
ビーチ間の移動
例えば、パトンビーチからプーケットタウンへ行きたい場合など、各ビーチ間の移動はソンテウを使うのがもっともリーズナブルになります。
ソンテウ
ローカルの人々の生活の足となっているのは、ソンテウと呼ばれる青い公共バスです。
プーケットタウンを中心として周回しています。
そのためプーケットタウン以外では決まった乗り場がないので、走っているソンテウに手を挙げると停車するという方法になります。
パトンビーチからプーケットタウンまでは、30バーツと格安です。
1000バーツとか出してしまうとお釣りがない場合があるので、可能な限り小銭を出しましょう。
安いですが、ご覧の通り、エアコンもありませんし、行先は一応書いてあるのですが、どこに行くのかよくわからないので、初めて来た観光客だとすこしハードルが高いかもしれません。
タクシー
観光客にとってはタクシーが一番お手軽かつ確実かもしれません。
その代わり、費用は割高になってしまいます。
パトンからプーケットタウンまでは、300~350バーツ が相場です。
トゥクトゥク
こちらもやはり同様で使うのは非常にお手軽です。
パトンからプーケットタウンまでは、300~350バーツ が相場です。
近距離でも200バーツなのに、隣町まで行っても300バーツというのは料金設定が謎ですが・・・
プーケット市内交通事情まとめ
日本のように公共の交通設備がそこまで整っていませんので、移動するのは少し苦労するかもしれません。
パトンエリア自体は、そこまで広くないので歩いていけるのであれば、その方が楽な場合もあります。
徒歩圏で全てを完結しようとする場合、ホテルの立地が非常に重要となります。
どのようなプーケットライフを送りたいかによって異なりますが、バングラ通り近くでチョイスするのがベターだと思います。
またツアーにはだいたい送迎車が付いているので、パックツアーの方が何かと便利かもしれませんので、こちらも参考に。
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