日本人や外国人には予約不可能と言われているSRTに乗った話をします。
ゴールデンウィークにSRTに乗って、ソウルから釜山に行きました。
SRTには韓国人と、たまにロシア人が居るくらいで日本人観光客を見なかったので、ゴールデンウィークでも上手く乗れたのかも知れません。
SRTの料金や乗り方などを体験談を含めて解説して行きたいと思います!
韓国高速鉄道「SRT」とは?
SRTとは韓国高速鉄道の一つ。KORAILの子会社であるSRが運営している。
KTXはソウル駅、龍山駅からの発着しかないが、SRTはソウル南東部の水西駅から発着しているため、江南から釜山方面に向かう人には利便性が高い。
旧TwitterなどのSNSには、前日から待っていないと乗れないとまで書いてありましたが、私が当日チケットを購入しにいった時には、当日予約段階ではかなり空いていましたから、何故なのかはわかりません。
どちらの情報を参考にするかは任せますけど、自分自身で判断されてみてください。
SRTの運賃
ソウルから釜山までの運賃としては、KTXよりも安い日本円にして5500円くらいでした。
料金も手頃で早くて綺麗で快適で言うこと無い感じでした。
SRTの予約方法
公式サイトで外国人は予約することは出来ないらしいですから、代理店を通じて予約するか、水西(スソ)駅で直接購入するしかないようです。
「水西駅に行ってみて、買えなかったらどうしようか?そもそも、飛行機で釜山に飛んだが良くないか?」などと悩みましたけど、とりあえず、水西駅に着きました。
水西駅に到着して、途中で知り合った韓国人女性にSRTまで案内してもらいました。
SRTまでは500メートルくらいだったと思います。
ちらほらと案内の掲示板や看板も出ていましたから、韓国人に聞きながら行けば間違わないでしょうね。
カウンターに着くと、受付の女性にチケットをマシーンでどう買えば良いかわからないと伝えました。
そうすると、ガラス越しのカウンターから出てきて丁寧に教えてくれました。
早く予約できるのはSTANDINGスタンディングと書いてある立ち席でした。
SRTの座席指定
ビジネス席が売り切れているのか最初から無いのか、普通席しか予約できませんでした。
チケット購入マシーンでチケット購入を手伝ってもらいました。
受付の女性に手伝ってもらいましたけど、美人な女性でサバサバしていたから、説明もわかりやすくて良かったです。
SRTの乗り方
乗車券を購入しているという前提となっているため、改札がありません。
SRT乗り場という標識に沿って乗車場所に行きます。
SRTでソウルから釜山まで行ってみた体験談
20分前になったら電光掲示板を見て、乗り込みに行くように言われましたので勘違いして、20分間歩いて行かないといけないのかと思いましたけど、どうやら、そうではなく、チケット売場のすぐそばの待ち合い椅子で待っていなさい、時間が来たら目の前の掲示板で、どの列車が何番のレーンに来るのか確認しなさいと言うことのようでした。
出発まで15分くらいあるのに、列車があるから
「ああ、これは、この列車が発車したら次が来るんだろうな…」
と思っていましたが、駅のスタッフが歩いていたので聞いてみたら、チケットを見て、私の予約した列車だと言われましたね。
自分の列車がわからない時には乗り遅れないように聞いた方が良いでしょう。
待ち合い場所の様子
新幹線の待ち合い場所は50人くらいいたと思います。
席はチラホラ空いていました。
見た限り、全員韓国人みたいな感じでしたね。
何人か話をしてみたりとか、言葉を聞いていましたけど、全員韓国語を話していました。
サンドイッチのお店と、お菓子のお店などがありました。
お菓子のお店でピーナッツ型をしたお菓子と、ジュースも3種類ありましたから、ジュースも買いました。
ジュースは300円くらいで、お菓子を含めてトータルで1000円くらいでした。
量が多くて食べきれないから、隣にいた若い女性にあげて、トイレに行きましたが、戻ってきたら、おじいさんがいて、おじいさんがお菓子を食べていました。(笑)
怪しいからおじいさんにお菓子をあげちゃったのかもしれませんね。
日本人は全然いない
列車に乗った時に、白人の乗客が何人か乗り込んできました。
綺麗な長身で黒髪の白人女性が「чемода́нチマダーン(旅行カバン)」と言うロシア語を言っていたのでロシア系でしょうね。
荷物は向こうに置いたとか、置くとか、そんな話をしていた気がします。
乗客は韓国人ばかりで日本人はひとりも見かけませんでした。
釜山駅に到着した時には、中東や中央アジア風のかぶりものをした人やロシア人が多かったです。
ロシア人たちは、釜山を目指していたんでしょうね。
SRTは乗りたくても乗れない??
日本ではSRTに乗りたくても、いつも乗れないからKTXで我慢していると言う記事を良く見ます。
しかしながら、私はSRTには簡単に乗れました。
中には入ると、既に窓際の席には韓国人のオバサンが座っていました。
最初は「日本人かな?」と思っていましたけど、韓国人でしたね。
シートは窓側と通路側が左側、右側も通路側と窓側があります。
KTXの場合には、席を1回転回して日本のローカル電車で家族が向かい合って駅弁を食べるような形にできますけど、SRTの場合には、座席を一回転するのは出来ない感じでした。
スマートフォンも座席の下の方に充電プラグがありましたから、充電しました。
日本製のプラグだとささりませんから、国際変換アダプターを挿すと問題なく充電が出来ましたね。
大邱辺りに着くと隣のオバサンが降りましたから、「さあ!広く使えるぞ!」と横の座席に荷物を置いていたら、韓国人の太ったメガネの男性が乗ってきて、何やら韓国語で言ってましたから、荷物をどけました。
スマートフォンで漫画を読んでいるアニメオタクみたいな人でしたね。
SRTまとめ
「いつかSRTに乗りたいけど、予約が取れない…KTXに乗り込むしかないのか…」みたいなコメントをネットで見たことがあります。
しかしながら、直接行って座席を購入できましたから、席が余っているかは自己責任になりますけれども、スケジュールに余裕があれば挑戦してみると良いかもしれません。
KTXに比べたら、座席が回転出来ないのは欠点であるかも知れませんが、料金も若干安く清潔なのはお勧めです。
欠点をあげるとすれば、トイレがあまりキレイではない感じです。
小便が下に垂れているような感じでしたね。
まあ、列車のトイレは何処も似たようなものでしょうね。
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