沖縄の穴場・慶良間諸島の渡嘉敷島でケラマブルーとウミガメで興奮度マックス!

渡嘉敷島のウミガメ

世界の綺麗な海ランキングでもTOP10に入る慶良間諸島。周囲の海は「ケラマブルー」と呼ばれ、世界でも屈指の透明度を誇る。
その割には国内の知名度はそこまで高くなく、密かな穴場となっている。

結論を先に言ってしまうと、死ぬまでに絶対に行った方がいい場所です!特に海好きならおススメです。

先日、渡嘉敷島に遊びに行ってきたので、島の様子や海のアクティビティなど、慶良間諸島の渡嘉敷島について体験談をもとに詳しくご紹介していきたいと思います。

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慶良間諸島とは?

慶良間諸島は、沖縄県に属する美しい島々から成るグループで、その中でも渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島は代表的な観光地として知られています。本島から船でわずか45分という立地。スキューバダイビングやホエールウォッチングなどが人気です。
小さな島もありますが、主な3島をご紹介します。

渡嘉敷島(とかしきじま)

自然美: 渡嘉敷島は美しいビーチとサンゴ礁が広がり、透明度の高い海が特徴です。特に阿波連ビーチはその美しさで知られています。
民俗文化: 島には伝統的な沖縄の文化が息づいており、伝統的な舞踏や島の祭りが観光客に人気です。
洞窟探検: 島には洞窟が多く、観光客は洞窟探検ツアーに参加して、その神秘的な魅力を堪能できます。

座間味島(ざまみじま)

カヌー体験: 座間味島は海岸線が複雑で、カヌーが人気のアクティビティとなっています。透明な海でカヌーに乗ると、美しい海底景色を楽しむことができます。
コーラルビーチ: 島の南部に位置するコーラルビーチは、その名の通り美しいサンゴ礁があり、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。
カヤックツアー: 座間味島周辺の小島や洞窟へのカヤックツアーも人気があり、自然とのふれあいが楽しめます。

阿嘉島(あかしま)

歴史と文化: 阿嘉島は歴史的な建造物や伝統的な集落が残る場所で、島を訪れると古くからの文化や生活様式を感じることができます。
見晴らしの良い展望台: 島の中央部に位置する展望台からは、周囲の島々や海が一望でき、美しい自然景観を楽しむことができます。
農産物: 阿嘉島は農業が盛んで、地元の新鮮なフルーツや野菜が楽しめます。特に島の特産品である阿嘉ピンクと呼ばれるサツマイモは有名です。
これらの島々は、自然の美、伝統文化、アクティビティのバリエーションが絶妙に調和し、訪れる人々に癒しと楽しさを提供しています。

渡嘉敷島で遊べるアクティビティ

パラセーリング

「ダイビング」「シュノーケリング」あたりは鉄板ですね。やはり海が綺麗なので潜ってナンボです。

それ以外にも「SUP」「パラセーリング」「カヤック」「サイクリング」「無人島ツアー」などあります。

最近流行りのSUPは良く見かけますが、日差しが強いと結構暑いみたいです。逃げ場がないので日焼け対策、水分補給は十分にしましょう。

季節によっては「ホエールウォッチング」「ウミガメの産卵」なども楽しめるので、夏以外に訪れてみるのも一興です。

検索すると色々出てきますが、お店が豊富に揃っている方が探しやすいですね。
以下のサイトなどは、割引情報もあり、よくまとまっているのでおススメです。

>>>アクティビティjapan
>>>アソビュー

渡嘉敷島で2泊3日遊んだ体験談

かねてより慶良間諸島はすごく良い!という噂を色々な人から聞いていたため、実際に行ってみることにしました。

ようやく長年の夢が叶ったな。という感じです。

まず、慶良間と言っても複数の島があります。大きくは前述の3つの島があり、どこに行くべきか悩みました。
今回の旅は合計で3泊4日なので、日数的に全ての島を周るのは難しそうです。

小さな島の方が、より大自然が楽しめそうですが・・・
しかし、子連れということもあり、一番都会?であろう渡嘉敷島に行くことにしました。

島が決まったところで、今度は宿泊場所です。

ざっくりいうと、最もリゾートチックな阿波連ビーチエリア。真ん中あたりの渡嘉志久ビーチエリア。の二つです。
せっかく離島に行くのだから、静かな場所の方がいいな。ということで、宿泊場所は渡嘉志久ビーチの「とかしくマリンビレッジ」にしてみました。

移動はどうする?ということで、レンタカーを借りようかと思っていましたが、そもそもそんなに移動しないのでは?というのと、移動するならタクシーでいいかとなり、レンタカーは無しとしました。(現地に行って分かりましたが、タクシーは稼働してなく、やや困ったのですが、詳細は後述します・・・)

<今回のざっくりスケジュール>
初日:羽田→那覇→渡嘉敷島
2日目:午前、渡嘉志久ビーチ。午後は阿波連ビーチに行ってみる
3日目:午前、どこかのツアー参加。夕方、那覇へ戻る
4日目:午前、国際通りを観光、午後、那覇→羽田

ざっくりとしたスケジュールは決めつつも、詳細は現地に行ってから決めようということで、ひとまず、ホテルだけ決めて、後はノープランです。

本島からフェリーで渡嘉敷島へ

泊港

渡嘉敷島にはフェリーで行くしか方法がありません。
本島のフェリーの船着き場は、泊港になります。

有名な国際通りの1kmくらい北側にあります。場所は問題ないのですが、問題なのは出航時間。
フェリーは早いのと遅いのと2種類ありますが、時間は大して変わらないので、出航時間の都合の良い方で良いと思います。

それぞれの運航表は以下の通り。

<マリンライナーとかしき>

泊港109:00
渡嘉敷港110:00
泊港216:30
渡嘉敷港217:30

<フェリーとかしき>

泊港110:00
渡嘉敷港116:00

全然、船の本数ないじゃん・・・汗

どうやらシーズンによっては少し多い時もあるようですが、基本は1日に3本(実質2本)。
詳細は渡嘉敷フェリーポータルサイトで。

飛行機で那覇に到着して、すぐに船に乗りたいわけですが、そこそこ時間が空いてしまう。
本当は朝の便に乗りたかったけど、どう考えても間に合わないので、仕方なく夕方の便に乗ることに。
午前中には那覇に到着していたので、首里城やらランチやらで時間を潰して、いざ乗船。

渡嘉敷島は想像以上に何もない島だったw

45分ほどフェリーに揺られている間は爆睡。不覚にも途中の景色は全く見ていませんw
で、到着したのが渡嘉敷港です。

渡嘉敷フェリー

港は小さめで漁港のような雰囲気もあります。
周りはちょっとした山が目の前に見えたりと、伊豆大島あたりの離島と近しい景色です。

港の周辺には何があるかというと、民家以外にほぼ何もありません。。。

港でホテルの送迎の方と合流し、バンでホテルまで直行。
途中の景色はしっかりと見ていました。

渡嘉敷の道中

港周辺の集落を抜けると、山道に入りますが、、、

本当に何もありませんwww

お店や民家はおろか、バス停もないそうです。
バスはどこからどこに行くかと言うと、阿波連ビーチから渡嘉敷港まで。その間ノンストップ。
つまり、南北にノンストップ。以上終了です。

あれ?じゃあ、今回宿泊する南北の間に位置するホテルはどうするの??と疑問が湧きました。

「タクシーはありますよね?」と聞いてみると

「実はコロナ禍以降、タクシーは営業休止してるんです。なので、うちのホテルから阿波連ビーチに行くには、無料のシャトルバスか、徒歩か、どこかのツアーの車に乗るかしかないですね」

「!!!!!」

なるほど・・・まあ何とかなるだろうと、ひとまずはホテルへ。

到着した「とかしくマリンビレッジ」
周りにはポツンと民家が数軒あるだけで、それ以外は本気で何もありません。

とかしくマリンビレッジの宿泊レビューはこちら

正直、離島を舐めていました。
さすがに小さい商店や飲食店くらいはあるだろうと。

確かに阿波連ビーチにはあります。しかし、渡嘉志久ビーチにはホテル以外に何もないのです!
もっと調べてから行けよという話なのですが、ほぼ突撃状態なので仕方ありません。(正当化)

何もないと言っても、ホテル内に売店はあるし、レストランもあります。
数日の滞在であれば、特に生活に支障をきたすわけではありません。

そもそも、離島に行く目的は都会の喧騒を離れてのんびりすることです。
むしろ、何もない場所を楽しむことにしました。

到着したのは既に夕方で、海に落ちていく綺麗な夕日も拝めました。
ホテル内で夕食を摂り、明日に備えて早めに寝ることにします。

ウミガメ祭り

とかしくビーチ

朝から浜辺を散歩したりと、絵にかいたようなリゾート生活を満喫。

そして午前中から海水浴です。目の前が海なので、徒歩30秒で海です。
透明度も高く、明らかに本島の海より綺麗です。
しかも、人が全然いませんので、ほぼプライベートビーチ状態。これはたまらん。来てよかった。

とかしくビーチの海

海に入って距離3mくらいの場所で、そこそこ大き目な魚が泳いでいます。
割と遠浅なので、ある程度沖に進んでも問題ありません。さすがに遊泳エリアの端っこまで行くと、深さは数mになるので泳ぎに自信のない人は浮き輪必須ですね。

海から上がって、google mapを見てみると、どうやらホテルのすぐ南に「bonvoyage」という飲食店があるらしい?ということで、昼食はそこを目指して行ってみることに。
しかし、歩いていっても、それらしき建物は見当たりません。

bonvoyage

すると1台のキッチンカーが止まっています。
もしやこれか?・・・
と、可愛らしい女性店員に話しかけてみると、やはりビンゴ。

思いのほか、ここのキューバサンドが旨かったので、ホテル以外のご飯も試してみたい人にはおススメ。
ただし、1個だと少し量が足りないかもしれませんので、2個頼むとかするといいかも。

で、衝撃の現場は午後です。

午前中とは少し違うエリアを泳いでみようと、向かって右側のエリアを泳いでみました。
少し岩場もあったりするエリアなのですが、浜から15mほど、深さは2m程度の場所です。

渡嘉敷島のウミガメ

ウミガメが居ます!!!

めっちゃ近い。。。ほぼ目の前にいます。シュノーケルで余裕で見れます。
実は私はダイビング中にウミガメと遭遇したことがあり、深さ10mくらいの場所で、目の前で見たことはあるのですが、まさかこんな浅い場所で見れるとは。。。

興奮しすぎて、見つけた瞬間、海の中で叫んでしまいました。

「ウミガメいるよ!みえる?」と4歳の娘に言ってみると、顔を水につけるのが怖い。と(汗
もはや、ウミガメのありがたみすら解ってなさそうな様子。
まあ、4歳じゃそんなもんかと大人だけで堪能w

その後、辺りを泳ぎまくって、色々な魚と一緒に泳ぎ、非常に満足。

ビーチ

やるじゃん、渡嘉志久ビーチ。無料の海水浴でこのクオリティなら大満足です。

外部の無人島ツアーに参加

いよいよ3日目。今日は本島に戻る日です。
アイランズトリップさんの1日無人島ツアーに参加してみることにしました。

チェックアウトを済ませておき、朝10時くらいにホテルまで送迎に来てもらいます。
移動手段がないので、送迎してもらうしかありません。

結構な山道を走ること15分くらいで、阿波連ビーチが見えてきました。
そこそこ賑わっていますね。ちょっとしたバーやレストランなどもあり、どちらかというと若者向けでしょうか。
騒がしいというほど人がいるわけではないので、こちらのエリアに宿泊するのも悪くなさそうです。

貸し切りの船に乗るため、港に移動し、乗船です。

まず最初はどこに行くかというと、、、渡嘉志久ビーチの沖合。
戻るんかい!!www

まさにさっきまで宿泊していたホテルが見えます。自力で泳いでいくにはキツイ距離の沖合なので意味がないわけではないですが、何とも言えない感覚になりましたw
まあ、気を取り直してシュノーケリング開始。

とかしくビーチ沖

サンゴ礁や魚の群れ、ウミガメも数匹見ることができました。
明らかにビーチ近くとは景色が違い、沖合の方が綺麗です。

再び、阿波連ビーチ方面に戻り、シブがき島という無人島に上陸して昼食タイム。

シブがき島

シブがき隊が全盛期にこの島に来てイベントをやって以来、この名前になったそうです。
記念の銅像が立っていますが、波風で風化しています。

シブがき隊と言っても、もはや中高年以上の人じゃないと、ピンと来ないと思いますが、今で言うと、嵐とかキンプリとかが来てイベントやったよ。というレベルの話です。当時はすごく盛り上がったことでしょう。

シブがき島の頂上

無人島では、断崖絶壁のような小山を登ったり、戦時中の砲弾を見つけたり、周辺をシュノーケリングしたりと、たっぷり島を堪能できました。

あっという間の一日で、渡嘉敷港までバンで送ってもらい、再びフェリーに乗って那覇へ。
那覇へ戻った時の現実に引き戻された感が半端なかったです。

渡嘉敷島のおすすめホテル

阿波連ビーチエリア

カメカメハウス

2つ星ホテル。阿波連ビーチとヒジュイシビーチが近く、ロケーションはバッチリ。食事が美味しいと定評がある。
建物は新しくはないが、内装は小綺麗にリノベしてある。

立地が良い分、お値段はやや張るが、海での遊びがメインなら間違いないホテル。

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ケラマテラス

3つ星リゾート。ヒジュイシビーチが徒歩2分と好立地。中心地にもあるので、利便性も良い。
新しいホテルなので、内装や設備もかなり新しく、オシャレな空間で過ごしたい方にはおススメ。
その分、お値段はお高め。

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渡嘉志久ビーチエリア

とかしくマリンビレッジ

3つ星ホテル。渡嘉志久ビーチの目の前。ビーチまで30秒。
老舗と言える部類に入るので、すごく綺麗とは言えないが、汚いわけでもない。それなりに年季は感じる。

ホテルに宿泊する人以外はほとんど居ないので、プレイベート感を味わいたい人や、家族でまったり過ごしたい人にはおススメ。
他と比較するとお値段はリーズナブルと言える。

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渡嘉敷港エリア

STAY IN ALOHA

渡嘉敷港のすぐ近くにあり、1軒家貸し切りスタイル。島内一口コミが高い。
メインの海岸までは距離があるが、レンタカーなどで移動すれば30分以内には到着できる。
長期滞在やまったりと過ごしたい方向け。

>>>STAY IN ALOHA(最低価格保証付きリンク)

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渡嘉敷島まとめ

ほぼ突撃の個人旅行でも何とかなりました。が、もう少し効率良くできたかな。という気もします。
夜の食事や、アクティビティのことを考えると、阿波連ビーチに宿泊して、ウミガメを見るために渡嘉志久ビーチに行くというのが王道パターンなのかもしれません。

しかし、とかしくマリンビレッジも何もないのが、離島を感じられて、返って素晴らしかったです。

どちらも捨てがたいですね。

座間味島や阿嘉島の方が、さらに人は少ないみたいなので、もっとハードに離島を楽しみたい方はそちらに行くのもアリかと思います。
私も次回はそちらに挑戦してみます。

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