プエルトガレラ(英語:Puerto galera)はマニラから100kmほど南下した場所にあるリゾートエリアである。
マニラから片道4時間ほどの距離にあり、日帰りも可能なことから人気の高いエリアとなっている。
元々はスペイン領時代に美しい湾をみて白人向けのリゾートスポットとなっていたが、最近は中国人や韓国人が多く訪問している。
日本人にはまだまだ知名度が低いのだが、アクセスや内容から考えるともっと有名になっても良い場所だなと感じます。
プエルトガレラでは、やはり一番のメインとなるのはダイビング、ビーチ遊びです。
日本のそこらへんの海では想像もできないような透明な海が広がっています。
ダイビングの費用も安いので、ライセンスを取得しに来たり、ファンダイビングで来たりと様々です。
夜になるとメインストリートの様子も一変しまして、ゴーゴーバーのネオンが盛んとなる街に変貌します。昼は海で遊んで、夜は飲み歩いてというスタイルも実現できるビーチですね。
この記事では、
- プエルトガレラの夜遊び
から
- プエルトガレラの海のアクティビティ
- プエルトガレラで夜遊びにもおすすめのホテル
を詳しくご紹介していきたいと思います。
プエルトガレラとは
プエルトガレラとは、マニラから南に100kmほど南下した場所、ミンドロ島の最北端にあるリゾートエリアである。
世界で最も美しい湾に認定されたことでも有名なサバンビーチがある。
昔から白人には人気の場所であるが、最近は、韓国人、中国人も多く訪れる人気のスポットとなっている。残念ながら日本人は一番少ない人種の中に含まれるだろう。
人気の理由は、開発されすぎていない点と優れたダイビングポイントが豊富にある点だ。
セブやプーケットなど既に開発されきった場所と比較すると、明らかに規模が小さい。しかし、開発されきっていないがゆえに味わえるものがある。
ホテルの目の前の海が、エントリーポイントとなっており、少し泳ぐとすぐに透明な海が広がっている。
また、夜はサバンビーチにあるゴーゴーバーやディスコ、レストランやバーなどで楽しんだり、静かなホワイトビーチやココビーチでまったりと過ごしたりと、思い思いのリゾートライフをゆったりと過ごせるのが魅力の場所である。
マニラと比較しても圧倒的に治安は良いので、女性の一人旅でも安心して歩けるのも嬉しいポイントだろう。
プエルトガレラの行き方
マニラから行く方が圧倒的に多いかと思いますので、マニラからプエルトガレラまでの行き方をご紹介します。
- バスとボートで行く
- 水上飛行機で行く
バスとボートで行く
陸路と海路を使っていく方法です。
マニラから南下してルソン島南部のバタンガスまでバスで移動した後、ボートでプエルトガレラまで渡ります。
所要時間は待ち時間を含めて4~5時間くらいをみておけばという感じです。
マニラ市内のバスの出発場所は2か所あります。エルミタにある「シティステートホテル」かパサイの「ブエンディア・バスターミナル」のいずれかとなります。
SI-KATバス(シーカットバス)
「シティステートホテル」の前か出発するバス。マニラからバタンガス行きのバスとバンカーボートがセットになっています。船の時間を考える必要がないので楽は楽ですね。
料金:700ペソ
所要時間:2時間程度
ブエンディア・バスターミナル
ブエンディアバスターミナルは鉄道LRT線のGill Puyat(ヒル・プヤット)駅を出てすぐ。交差点にあります。
高速道路を走る、走らないなどによって微妙に料金が違うが、
料金:130~170ペソくらい
所要時間:2時間程度
金額は大して変わらないので、JAMのエアコン高速バス166ペソがおすすめ。
タクシー・レンタカー
タクシーかレンタカーをチャーターして、バタンガス港を目指すという方法です。
当然ですが高いです。マニラの空港からバタンガスまで2,500ペソ(およそ5,500円)はかかります。
レンタカーでミニバンなどを借りても4,000ペソ(およそ8,800円)くらいはかかります。
所要時間:2時間程度
いずれも決して安くはないですね。バスと比較すると20倍くらい高いです。
飛行機の時間が午後着だった場合か、複数人だった場合であれば選択肢として考えても良いかと思います。
バタンガス港からボート(1時間程度)
陸路は別でもバタンガス港からは同じルートになります。
料金:バタンガス~プエルトガレラ 230ペソ
所要時間:1時間程度
チケットの他にEUF(環境税)50ペソとATI(港使用料)30ペソを払います。窓口が別々になっていてちょっと混乱しますがぼったくりとかではないです。ただし勝手に案内する人は最後にチップを要求してくるので、面倒な場合は無視してください。
SI-KATバスを利用の方もチケット代の外に80pは払う必要があります。
バンかボートの時刻表です。
<バタンガス→プエルトガレラ行き>
6:20、9:20、12:15、3:15
<プエルトガレラ→バタンガス行き>
7:45、10:45、1:45、5:00
つまり、マニラ入りした日にプエルトガレラに行こうとする場合、遅くても昼の12時くらいに空港についていないと最終の船に間に合わないということになる。
水上飛行機で行く
2016年から出来たプエルトガレラへの新しい移動方法です。今までは陸路と海路で行くしかなかったのですが、水上飛行機ができたことで飛躍的に早くプエルトガレラまで行くことが可能となりました。
なんとマニラからプエルトガレラまで片道30分!
サバンビーチとは離れている場所に到着するので、プエルトガレラに着いてからサバンビーチまではジープニーかトライシクルでおよそ1時間程度でしょうか。
毎日、マニラからは朝07:30、プエルトガレラからは朝8:20 から出発しているようです。
詳細は運営会社の「AIR JUAN」まで
AIR JUAN
www.airjuan.com
プエルトガレラの夜の観光
ゴーゴーバー
ゴーゴーバーといいつつも、他の都市と比較すると圧倒的に「地味」である。
水着の女の子がステージで躍っているのは変わらないのだが、ギラギラ感や音楽のドンドン感が少ない。全くないわけではないのだが、どこか田舎感がするのだ。これは良くも悪くもプエルトガレラならではの特徴であると思う。
ゴーゴーバーは、サバンビーチのメインストリートに7軒ほど集中している。範囲にして200mくらいの直線の中に集まっているので、迷うことはまずないし、一日あれば全て覗くことも可能である。
<プエルトガレラのゴーゴーバー一覧>
- Midnight(ミッドナイト)
- SABANG DISCO(サバンディスコ)
- PHILIPPINE VILLAGE(フィリピンビレッジ)
- OK BAR(オーケー)
- QUANTUM(クオンタム)
- BROADWAY(ブロードウェイ)
- CoCo Lips(ココリップス)
- What’s up(ワッツアップ)
連れ出しは可能で、バーファインは一部店舗を除いて3,000ペソ(およそ6,600円)。一部店舗では2017年秋から値上げされました。
サバンビーチではいわゆる風俗店の形式で経営しているのは、ゴーゴーバーだけです。あとはフリーランサーくらいです。
クラブ・ディスコ
サバンビーチ唯一のディスコ「venue」。
ここには街中の男女が集まってきます。バーファイン後のカップルもいれば、仕事上がりのマッサージ嬢や旅行者グループなどなどです。
店内はかなり広く200~300名くらいは余裕で収容できます。
2階と3階に分かれており、3階はVIP席でソファがあります。
ダンスステージとテーブルエリアは別れているので、ゆっくり飲みたい人でもいけると思います。
フローティングバー
数年前から出来た海上に浮かぶバー。いわゆる飲み屋さんなのだが、海の上で飲むのはまた格別なのである。
ゴーゴーバーとは違うのでお店の子をバーファインすることはできない。
ビッグアップル前のビーチからバーまでのボートが出ている。
あまり酔うと揺れで気持ち悪くなることもあるので注意。
意外と早い時間で終了してしまうこともあるので、営業時間は確認しておこう。
プエルトガレラの昼の観光
海のアクティビティ
プエルトガレラの昼はなんといっても海である。ダイビング天国といわれるほど、楽しいダイビングスポットが溢れている。
プエルトガレラの奥の方のココビーチやホワイトビーチまで足を伸ばすと、信じられないほどの透明度の海が待っている。
パラセイリングなどのド派手なアクティビティはないのだが、逆にそれが良い。
ダイビング
サバンビーチからわずか数十メートル行ったところにウミガメが泳いでいたりと、透明度、魚影の濃さなど、ダイビング好きにはたまらないスポットがたくさんある。しかも1日3本潜っても1万円程度と、かなりリーズナブルなお値段。
日本での知名度はまだまだだが、ライセンスもオープンウォーターが3万円程度で取得できるので、世界中からライセンス取得目的で人が集まってくる場所でもある。
シュノーケリング
ダイビングをやらない人でも十分に楽しめるくらいの海がそこにはある。「透明度が高い」とはこういうことを言うのかと思い知らされる。
実際に海底まで10mあっても底が見えるのは当たり前だ。
サバンビーチよりも、奥にあるココビーチやホワイトビーチなどに行くと、大きい貝が見えたりと夢のような世界が待っている。
サバンビーチ付近でボートの客引きが何人かいるので、頼めば連れて行ってくれる。
タマラウ滝
プエルトガレラは海だけでなく山の自然も豊富だ。観光地とはいえ、この島には手つかずの自然がまだまだ残っている。
サバンビーチから乗合ジープニーで、プエルトガレラの中心地まで出たら、トライシクルに乗り換えて15分も走ると、「タマラウ滝」につく。
滝としての規模は決して大きくはない。だが涼しげな水の音が常夏の島には心地よい。
滝の周りではバーベキューもできるらしく、仲間と集まってワイワイやるにもちょうどよい。
プエルトガレラの夜遊びに最適なおすすめホテル
サバンのメインストリートの近くのホテルの方が夜遊びするには便利なのだが、場合によっては深夜まで騒音に悩まされることになる。
またせっかく景色の綺麗な場所なので、夜遊びだけでなく、自然の眺めも楽しめて、かつ安いところがいいですね。
ということで今回のおススメのポイントは
- 綺麗な景色も楽しめる
- 深夜の騒音に悩まされない
- リーズナブルである
- JFは無料
の4つを中心に選びました。
ステップ&ガーデン(Steps Garden Resort)
サバンビーチのメインストリート右側を奥に進んでいき、少し急な階段を上ると「ステップ&ガーデン」にたどり着く。
正直、階段が急なので、足腰の弱い人にはあまりおススメではないが、苦労して登った後の景色はとても素晴らしい。
一段高いところにあるこのホテルからは、世界一美しいと称されるサバンビーチの湾が一望できるのだ。
部屋は大きく2タイプあり、ノーマルの部屋とバンガロータイプがある。
バンガロータイプは朝起きて、ドアを開けると素晴らしい景色が広がり、そこで優雅にコーヒーを飲むのが最高だ。
敷地内にはプールやレストランもあるので、わざわざ下まで行かなくても過ごせる。
地球の歩き方にも載っているので、日本人にはそこそこ有名なようで、ぽつぽつ日本人宿泊客とも遭遇する。
もちろんJF(連れ込み料)も無料である。
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モンターニ ビーチ リゾート (Montani Beach Resort)
モンターニ ビーチ リゾートはサバンビーチの海に向かって右奥にある格安ホテルである。
格安という部類に入るが、そのクオリティは中級ホテルと遜色ないレベルである。
繁華街からは少し離れているので、かなり静か。といっても徒歩5分圏内なので大きな問題はない。
海が目の前なので、海を見ながらモーニングコーヒーを楽しんだり、夕日を見ながら食事をしたりできる。
人の通りも少ないので、穏やかなリゾートを満喫できるホテルなのだ。
プエルトガレラらしい長閑な雰囲気を味わえるホテルの一つと言える。
ホテル併設のバーレストランで海をバックに美味しいお酒や料理を楽しめる。
実はこのホテル、シェフの腕前がよく地元でも評判である。
決して安くはないが、パスタなど本格的な洋食を楽しめる。
オーシャンビューの部屋であれば、部屋からも景色を楽しめる。
ダイビングショップも近くにたくさんあるので便利です。
これだけの条件が揃ってこの価格は破格とも言える。
もちろんJF(連れ込み料)は無料である。
>>>モンターニ ビーチ リゾート(最低価格保証付きリンク)
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